top of page
  • tmy

「東京都勤労者山岳連盟 東京登山学校 クライミングリードコース」に参加して 2022年9月~11月


みなと山の会に入るまでは高尾山や御岳山くらいの山しか登ったことがなかった私だが、入会し間もなく天覧山での岩講習で初めての岩登り、その直後には沢登りに連れていっていただき滝を登る楽しさを知った。


その後は様々な山にも上る傍ら、毎年夏には沢登りは恒例行事、昨年4月に念願の広沢寺ゲレンデでトップロープの岩トレデビューをさせていただいた。

山が大好きだから勿論百名山を目指すことは凄いと思うし素敵なことだと思うが、私の場合、殆ど垂直だったり、ごつごつしていたり、つるつるしてどこに足をどこに置けばよいのか分からない様な岩場を登ることが大好きなのである。


都連主催の岩学校はコロナ禍に入ってから開催されていないが、今年初めての試みで「クライミングリードコース」が開催されることを知り、直ぐに申し込んだ。

初日の机上講習で、岩学校は外岩でトップロープで登らせてもらうものだが、クライミングリードコースは殆ど室内での練習となるが自分で登る(リードクライミングで登りトップロープを張る)自立したクライマーになることが目標だと説明をうけた。

今まではトップロープを用意していただき、登ることが楽しいと思っているだけだったがそのうちにもっとビレイが上手になりたい、私も先輩方みたいにリードクライミングしたり、回収出来たらいいなと思っていたが、ワクワクばかりだけではなく緊張が走った。

そして受講生8人中5人が少数派であるはずの沢登経験者ということも驚いた。


始まってみると外岩と違い、慣れないクライミングジムの人工壁のホールドは硬くて講習以外も週に一回受講生数人とクライミングジムで自主トレ(必ず講師の方が一人来て下さった)毎回手に豆が出来てはつぶれて痛いし・・・山に行きたい、外岩に行きたいのに天気が良くても室内の閉鎖された空間にいることが辛かった。


もともと手先が不器用でロープワークも苦手で覚えが悪いのかホールドに乗った体勢で片手でヌンチャク(クイックドロー)をクリップ(ヌンチャクにロープを掛けること)することが出来ず皆はどんどんルートグレードを上げクライミングも上達している中、私一人講師の方にマンツーマンでクリップだけの特訓をして気がついたらみんながランチに行って誰もいなくなっていたこともあった。勿論自宅でも突っ張りにヌンチャクを掛けクリップ練習。最終点のトップロープ構築も自宅でも練習出来るように労山事務所にある練習用の支点を見様見真似でDIYして気持ちを上げていった。


 全ての講習終了後はオプションで女性プロクライマー杉野千晶さんの講習を受け少し嫌になりかけていた人工壁でのクライミングも楽しいと思えるようになった。

最後はオプションの外岩実習だが第一回目の日程が、リーダー学校同期生と講師の先生方との懇親山行と重なり不参加となるため、前日からリーダー学校の先生方にお願いしてクライミング道具を持っていき最終点構築を確認していただいたのだ。


翌週二回目からの参加で更に皆と差がついてしまったかと不安に思いながら向かった。

ところが、現場の湯河原幕岩に着くと、用意していただいたルートは今までトップロープで岩トレをしていた広沢寺弁天岩の高さより低く足場も多く感じた。(勿論受講生の安全確保のため)最初のトップロープのルートはなんなく登り下降したらスタッフの方から今までジムですいすい登っていた受講生より私の方が簡単に登ってたとお褒めの言葉を頂き、「あ~、今までの苦労が報われた、そしてやっぱり自分は自然の岩が好きなんだ」と痛感した。しかし調子に乗っていられず、2本目は既にヌンチャクが掛けられたルートにロープをクリップし登るのだがあんなに何度も練習をしたのに逆クリップ(ロープを掛ける向きを間違える)、下からスタッフの方が「逆クリップ~」の声が聞こえ「やっぱり私やっちゃいました~笑」すると「余裕だね~!!」の声が色々な方向から聞こえ、核心部を登り登頂。ところが、さすがに終了点では手が震えながらトップロープのセッティング。上にいてくれたスタッフの方からセルフビレイしてるから大丈夫、大丈夫と励まされ何とか出来て無事下降。3番目のコースはいよいよ自分のヌンチャクをボルトにかけてリードクライミング、頂上ではロープを結び替えて支点から外し、ヌンチャクを回収し懸垂下降・・・全て無事終了・・・


 リードクライミングはビレイヤーとの信頼関係がないと出来ないとさんざん聞かされ、

リードのビレイヤーはクライマーの命を預るものでクライマーだけを見て動き、周りの人間はビレイヤーに話しかけてはいけない等岩場でのマナーもたくさん学んだ。

また以前はハーネスに着ける最低限のカラビナ(環付2本・環無2本)しか持っていなかったが、「クイックドロー(ヌンチャク)長短計7本」「ビレイ専用」「環付小型2本」購入。先輩方がいつも装備している色々な形や大きさのカラビナの必要性や用途が分かった。

クライミングリードコースを受講する前は、トップロープでクライミングをして楽しんでいただけだが、こんなに危険で難しいリードクライミングでロープを準備してくれていたKIREZOさん師匠方に感謝してもしきれないが、まだまだ危なっかしいひよっこなので、室内練習用30mは勿論あるし、勢いで買ってしまった高級な50mロープの為にも岩トレに付き合っていただきたく。

それに私でよければ岩登りに興味を持たれた方のお手伝いもしていく所存であります。


(ゆみっぺ 記)



閲覧数:17回0件のコメント

最新記事

すべて表示
東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
bottom of page