●山行日:2019年4月27日(土)~28日(日)
●メンバー: L みっちゃん・ M しずく
●コース
27日 自宅5:30⇒中央道 飯田IC⇒登山口駐車11:00…面切平12:20…黒薙14:00…1,890m
ビバーク地点15:00(泊)
28日 ビバーク地6:30…テント場7:15…ジャンクション9:10…山頂9:40/10:10…
泊地11:40/12:10…黒薙13:10…面切平14:10…駐車場15:50⇒かぐらの湯
⇒中央道 飯田IC
<1日目>
この山は、南アルプス・光岳の南西にあって、今年、初めての200名山登山だ。 健脚であれば日帰り可能な山であるが、我々はテント泊一泊で計画を立てた。テント、食料、水などを担いでの山行なので、久しぶりにザックが重く感じた。
1,600m付近で霰が降り始め、登山道がだんだんと白くなって行く。アップダウンを繰り返すうちに、やがて黒薙へ出た。前方に池口岳北峰が見える。今夜宿泊予定しているテント場まであと4~50分のところで霰がさらに強くなって来たので、ビバークすることにした。テントを張る適当な場所が見当たらない。少し斜めになっているスペースにテントを張れるが落ち着かない。登山道を挟んで反対側にもう少し条件の良い場所を見つけテントを移動する。まだ明るいうちに夕食を済ませ、寝る支度を整える。上の方を見上げると木が風で大きく揺れている。上空は、風が強そうだ。
明日に備え早めに寝ることにしたが、テントは斜めになっているので寝がえりを打つ度にズルズルと下へ滑る。やわなしずく??を押しつぶしてしまっては大変だ!!と思うと、ほとんど一睡もできなかった。しかし、夜空の星がとても綺麗だったので救われた。
<2日目>
サブザックで出発する。身軽なのですいすい歩ける。昨夜泊まる予定にしていたテン場には、一張のテントが張ってあった。途中で、日帰り登山という単独の若い女性にあっという間に追い越される。登山道は一部凍っていたので我々は、チェーンアイゼンを履いていたが、なんと彼女はノーアイゼンだ。驚異的なスビートとバランス力に脱帽!!
ジャンクションまでの間は、痩せ尾根、ロープのある岩場、かなりの急登で神経を使う。
この難所を過ぎると東側の木々の間から光岳がはっきり見える。山頂でゆったりとコーヒーを飲んでから往路を戻った。この山は、残雪の時期に登るのが良いのか?それとも雪の無い時期? さらに日帰りか一泊か? ベストの登り方に迷う山である。
帰りは、遠山郷の「かぐらの湯」(ここはお薦め!)で疲れを癒してから帰路についた。
みっちゃん記
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