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  • 執筆者の写真東京みなと山の会

谷川・朝日岳

更新日:2019年5月22日


山行日:2018年10月12日(金)夜~14日(日)

メンバー:L.サクサク、M.山カラス、ヒロ

コース:10/13 土合橋~(休憩計20分)~10:40白樺避難小屋10:55~(休憩10分)~

12:30蓬峠12:40~(休憩5分)~13:45七ツ小屋山13:50~15:00清水峠

10/14 清水峠5:45~(休憩計15分)~8:40朝日岳9:00~(休憩5分)~10:40笠ヶ岳10:45~

11:50白毛門12:05~13:00松ノ木沢ノ頭13:05~(休憩計20分)~14:05土合駅

 メンバーのうちヤジ~さんが土曜日に帰らなければならなくなったが、登山口まで車で送ってくれるというので、お言葉に甘えて、予定どおり金曜日の夜に出発した。手前の湯檜曽公園でテントを張って仮眠し、土合橋へ。駐車場はほぼ埋まっている。ここで、白毛門に日帰りピストンで登るヤジ~さんと別れ、湯檜曽川沿いの道に入る。

 正面にはこれから行く七ツ小屋山のなだらかな稜線が見えるが、左手には樹間に谷川岳の荒々しい岸壁が垣間見え、右手の対岸の山肌には凄まじいスラブが刻まれている。やがて谷筋から離れ、尾根をジグザグに登ると白樺避難小屋に着く。さらに武能岳の山裾を巻くように蓬峠に向かう。蓬峠で気象庁の天気予報をチェック。明日の降水確率は30%。雲は午前中より増えている。ここから先の稜線も、それなりにアップダウンがあり、滑る赤土に苦労しながら清水峠に着いた。

 清水峠の白崩避難小屋には先着の3人パーティがいて、1階の左右の部屋をそれぞれ使うことにする。夕食を摂り、シュラフを広げたそのとき、大学生の3人パーティが到着したので、シュラフをどかして夕食のためのスペースを空けてあげる。小屋には2階(というより1人用の棚4つ)があり、この3人と18時前に到着した単独行の青年で、小屋は満員となる。外にもテントが幾つか張ってあった。

 翌日、濃いガスの中を出発。念のため雨具を着たが、登るにつれ見晴らしがよくなってくる。朝日岳の頂上に着くと、雲海の上に谷川岳もはっきり見渡せる。ここから白毛門までは岩稜帯のアップダウンで、慎重に進む。途中の笠ヶ岳や白毛門で休みがてら振り返ると、下ってきた道が延々と続いている。さらに濡れて滑る鎖場を降り、樹林帯に入っても、所々、木の根をつかみながら下りる急坂が続き、緊張を強いられる。ようやく土合橋の駐車場に着いた途端、雨がパラパラと降り出した。

 予定の土合駅15時34分の電車には間に合わなかったが、16時13分の水上行きのバスに乗れて、無事に山行を完了した。2日間で体力を出し切った山行だった。

                                  (サクサク記)


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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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