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  • 執筆者の写真tmy

個人山行 山王帽子山~太郎山~志津小屋~男体山

●日程:2019年8月3日(土)~8月4日(日)

●メンバー:ミクエモン

●コース

3日(土)

6:15東武日光=(バス)=光徳入口7:19~8:16登山口(学習院光徳小屋傍)~9:12旧山王峠9:13~9:26山王帽子山・太郎山分岐~林道~※山王帽子山への登山道が見つからず~12:00山王帽子山(2077m)~14:00小太郎山(2,328m)14:15~14:50太郎山(2,367.7m)15:10~15:30お花畑~17:20林道出合~17:45林道分岐~18:50志津避難小屋(泊)

4日(日)

7:25志津避難小屋~10:45男体山山頂(二荒山神社奥宮2,486m)11:30~15:00二荒山神社中宮祠


天気予報では初日は山日和のAのはずだったが、実際は昼前からゴロゴロ雷鳴が聞こえ雨模様だった。しかも山王帽子山の登山口が見つからない。林道沿いに探ったが道標は無く、しかたが無いのでコンパスが示す山頂を目指した。倒木やら、蜘蛛の巣が張っている斜面、鹿の糞を見ながらひたすら上った。そして雨が降り出したが途中から明確な登山道が現れた。ヤッホーと心のなかで叫んだ、果たして登山口は何処だったのか謎のままで山頂へ到達する。眺望は無かったが苦労して到達した山王帽子山に満足。

ここから、2時間ほどで小太郎山に到達すると360°の雲海に囲まれた。これはこれで素晴らしい。さて、ここから太郎山への道は細い岩稜、左右が切れている苦手な場面。一人なので心臓が高鳴ったが行くしかない。意を決し進めば、途中「剣ヶ峰」という木札が岩に磔られていた。名前の通りであった。やがて太郎山に到達、雲の切れ間に男体山、大真名子山が見え隠れしていた。ここからは、先ほどの小太郎山の頂上と岩稜の稜線が一望でき感動した。下山して暫くすると高層湿原の原っぱ、東京ドームをはるかに凌ぐ広さだが、山と高原地図にはこのお花畑の注釈に「花は期待できない」と何故?そしてここからの下山が…。この道は日光三険のひとつ新薙コースと言うことを知らなかった。途中、何度か崩落した瓦礫の薙を足早に横断した。それから雨で濡れている岩場と粘土、木の根のツルツル地獄を転がり滑る様に下った。無傷で林道出合に到着した時は流石にホッとした。そして更に2時間ほど歩き、計画的ビバークが本当のビバークになった。日没ギリの19時に志津避難小屋へ到着。先客3名様に挨拶して、その日は珍しくアルコール抜きで就寝、実はそれをザックに入れ忘れた。それでもソロ初の避難小屋泊で貴重な経験をした。そして翌日の男体山山頂はトンボの大群が飛交い圧巻だった。

                                (ミクエモン記)


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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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