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  • 執筆者の写真tmy

個人山行 夜明け前の大倉~西丹沢ヘッデン山行

更新日:2020年2月19日

●山行日:2019年11月9日(土)家を出発~11月10日(日)

●メンバー:ミクエモン  ●天候:晴れ

●コース:秦野駅(タクシー)大倉BS 00:55~04:10塔ノ岳~05:10丹沢山(日の出待ち)6:30~8:10蛭ヶ岳8:50~10:00臼ヶ岳10:20~12:00檜洞丸12:30

~14:55登山口(下山)~西丹沢VC


訳があって土曜の夜、終電の1本前の電車に乗り渋沢駅に来た。そこからタクシーへ乗り身支度を終え午前12:55に大倉バス停を出発。ヘッデンを頼りに一路丹沢山へ向かった。因みに家を出る前に夕方、4時間ほど睡眠は摂ってきたのでさほど眠い事はなく、いたって元気。スタート地点はまだ民家の明かりと街灯があるので、普通の街中と同じであった。進んでいくとヘッデンが唯一の頼りだが、その日はほぼ満月で明るかった。そして満天の星空と眼下に町の明かりが・・・・。自分の中では六甲、摩耶山の百万ドルの夜景に匹敵する素晴らしい眺めであった。

途中、雑事場の平付近で森の中を鹿が数頭走る足音と鹿の遠吠え?一瞬、鳥肌が立った。

その後バカ尾根をひたすら登り、誰もいない塔ノ岳、尊仏山荘の前を4時過ぎに通過して、5時過ぎに真っ暗な丹沢山、みやま山荘のベンチへ到着。歩くのを止めると足元と手の指先が寒い。下を見ると霜柱が立って、ベンチにも霜が降りていた。手元の温度計を見ると2℃。ここから先は自身未踏ルートの為、夜明け待ちをした。寒い中、足踏みをしながらお湯を沸かしてコーヒーを飲んだ。段々空が白んできて、遂に小屋の後ろから朝日が上がった。身支度をして蛭ヶ岳方面の木道階段を下ろうとした時に、唖然とした。雲一つない青空に富士が現れた!それと、丹沢の山並が!一言で言うと感動の嵐が吹き荒れた。次のピークの神奈川最高峰の蛭ヶ岳の山頂は広く、言わずもがな360℃のパノラマの眺望であった。次は臼ヶ岳を目指すと檜洞丸山頂の青ヶ岳山荘の青い屋根が目視でき、その後ろには富士の山頂が重なった。この下りは斜度がきつく鎖場もあり難所であった。しかし、眺望の良さで気が紛れた。話は飛ぶがその後、檜洞丸、ゴーラ沢を経て西丹沢に無事下山!丁度、14時間、21.3km、登り2,749m、下り2,495mを踏破。小さくガッツポーズ!

                                 (ミクエモン記)





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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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