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2022年7月夏合宿 仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳

●日程:2022年7月29日(金) 〜 2022年7月31日(日)


●メンバー:

CL /KIREZOH SL/ヤジ~、うえきち、ミクエモン

M /ターボ、NORI.彦ニャ、ユッキー、たむたむ、ツッチー、 ナンシー、ピート、モーリー、ベル子、堀ちゃん

               

●行程:

7月29日(金)  7:35 新宿BT発 → 11:00 伊那BT着 → (タクシー)12:10 仙流荘発 → 13:00 北沢峠着

 

7月30日(土)  5:00 長衛小屋 → 7:50 小仙丈ヶ岳 → 9:15 仙丈ヶ岳 → 9:55 仙丈小屋 → 10:42 馬の背ヒュッテ → 11:00 藪沢小屋 → 13:00 長衛小屋


7月31日(日) 4:00 長衛小屋 → 4:35仙水小屋 → 5:10仙水峠 → 6:30駒津峰 → 7:00六方石→ 8:00甲斐駒ヶ岳 → 9:10 六方石 → 9:35 駒津峰 → 10:20双児山 → 11:50長衛小屋→13:10 北沢峠発 → 13:55 仙流荘着(入浴) → 15:00 仙流荘発

(タクシー)→ 16:25 伊那BT発 → 21:00 新宿BT着

 



『甲斐駒ヶ岳をぜひ登ってね!』

私のザックは登山初心者の割にかなり年季が入っています。と言うのも、このザックは日頃ボランティア活動でお世話になっている大先輩の女性からこの言葉付きで譲って頂いたものだからです。


昨年11月にみなと山の会に入会して以来、月例山行には僅か1度切り、他には個人山行にお誘い頂いた3回のみと言う幽霊部員状態から一念発起し、どれほどの高さの山々なのかも全く知らないまま夏合宿の参加を決めたのは、合宿先が甲斐駒ヶ岳だったから。結果、この言葉に応えようと参加を決めて本当に良かったと改めて思います。


今回は残念ながらしずくさん、みっちゃんさん、KiKiさんが不参加となり、テント組8名、小屋泊組7名の15名での合宿となりましたが、しずくさんやKiKiさんが見送りや差し入れをして下さって出発前から感激でした!初日は7時35分に新宿バスターミナルから高速バスで出発し、途中タクシーと林道バスに乗り換えて13時過ぎに宿泊地の長衛小屋への移動のみ。


長衛小屋は最近改装されてとても綺麗で、ワンコインシャワーも完備され、今はコロナ対応で二人用スペースを一人で利用できました。「こんな小屋はそうそうないんだよ。ラッキーだったね!」と皆さんに言われた恵まれた初小屋泊。お夕飯前に小雨が降るまで皆さんと小屋前のテーブル二つを囲んで、お酒やおつまみを頂きながらお話を伺うのもとても楽しいひと時でした。


2日目は朝5時に小屋前に集合し、テント組、小屋組の2班に別れて仙丈ヶ岳へと出発。お天気に恵まれ、木漏れ日が差し込む樹林帯の中、ひたすら登って行きました。40分ごとに2合目、4合目で休憩を入れながら進み、4合目以降は先を行くテント組と少し距離を置きながら、小屋組はリーダーの彦ニャさんが少しゆっくり目のペースにして下さってとても歩きかったです。



森林限界を超えると一気に展望が開けて、真っ青な空、真っ白な雲海と夏雲、そして雄大な山々の姿が待っていました。そんな光景に見守られながら進んだ先の小仙丈ヶ岳では、整然と居並ぶ南アルプスの山々と共にくっきりと富士山も見え、その美しい眺望にしばし見惚れていました。




ここから仙丈ヶ岳へは暑い日差しを全身に受けての稜線歩きと山頂直前の急な登りが待っていました。先を行くテント組の皆さんの後ろ姿を遠巻きに見て、「もう少し、もう少し!」と思いながら頂上へ。そして辿り着いた3000mを超えた初めての高さの地では、青い空も太陽の熱もずっと肌近くに感じ、改めて登頂したことを実感しました。


帰路は川を渡り、鹿避けネットで守られた高山植物の間などを通り、途中の小屋で休憩しながらゆっくり下山。途中で山道を整備しながら歩く方と遭遇。3000m超えの山ながら整備の行き届いた登山道のお陰で、安全で楽しい登山ができるのはこういう方々のお陰だとつくづく感謝。下山後は汗まみれの体にシャワーが嬉しかった。昨日と同じく外のテーブルで皆さんとひとしきり会話を楽しみ、18時前に夕食、21時に就寝。前日が新月だったので、深夜の星空はプラネタリウムの輝きでした。 



3日目は目的地が甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰の二班に別れて登頂を目指しました。甲斐駒ヶ岳班はまだ真っ暗な朝4時に小屋前から出発。沢を渡り、梯子を登り、丸太の橋を渡ったりと昨日の仙丈ヶ岳とはちょっと様子が違います。

段々と白々して周囲の山々がその姿を浮かび上がらせていく中、石だらけの緩い登りを歩いているとヤジ~さんの「後ろ見て〜!ハート❤️」という声で振り返ると、昨日登った仙丈ヶ岳の山肌にハート型の朝焼け!ほんの数分で消えてしまう一瞬のご褒美をもらったようで元気が出ました!

更に朝陽が周囲を金色に染め上げていくのを見ながら仙水峠を経て、ガレ場や急登の続く山道を進んで駒津峰へ。


この日も最高のお天気で、駒津峰からの絶景を堪能!少し休憩を取った後は、ここから直登ルートで山頂へ。眼前に聳える山頂を仰ぎ見て、「本当にこれを2時間で登るの?」と、心の中で独り言を言っていました(笑)。  ここから大きな岩場をよじ登り、飛び移り、また砂利や瓦礫で覆われた急な斜面を慎重に登るやや緊張の連続でしたが、予定時刻より早く山頂に到着!

途中で蓄積疲労により腰や脚が辛くなられた、たむたむさんを、ヤジ~さんやターボさん、モーリーさんが「絶対に一緒に山頂に行くんでしょ!」と厳しくも励まし続け、たむたむさんもその辛い体でその声に応え、全員で無事登頂できた時は本当に感無量でした。

この場に立たなければ見られない特別な光景、感じられない空気感や太陽の熱、風、香り、そしてお弁当で頂いたおにぎりが尚一層美味しく感じられ、五感がフルに刺激される充実の初縦走体験でした。


こんなに早くザックを譲って頂いた方との約束を果たせるとは思ってもいませんでしたが、楽しく頼もしい先輩の皆さんとご一緒できたからこそ。心から感謝です。もう少しペースを上げて色々な山を楽しんでいこうと思います。有難うございました。これからも宜しくお願い致します。

(記:堀ちゃん)


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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属