2024年度　冬合宿　西穂独標　

●日　程　　2025年02月15日(土)～16日(日)

●登頂した山

西穂高丸山　2,452m

●行程・コースタイム　

1日目　02月15日(土)　

13:30西穂高口ー15：00西穂山荘　15:30－16：30　丸山往復　〔歩行時間2時間30分〕

2日目　2月16日（日）　山行中止（朝食後、西穂山荘にて解散）

●メンバー　

A班_KIREZO(リーダー)・ニコ(サブリーダー)・ひろちょ・ナンシー

B班_ピート(リーダー)・メイ(サブリーダー)・りか・堀ちゃん

C班_ターボ(リーダー)・フッ君(サブリーダー)・さち・ガクリン　

M班_ミクエモン(リーダー)・ヤジ～(サブリーダー)・ワッター・キュロちゃん・NORI

●費用：高速バス往復 12,000円前後 (新宿‐平湯温泉)/平湯温泉‐西穂高駅往復 4,700円(ロープウェイとバス含む)+追加往復荷物料金1,000円・西穂山荘(1泊2食) 14,500円

●食事メニュー：鶏のから揚げ 他 (西穂山荘)　クリームパスタ (テント組)

さて今回、私初めてみなとの皆様と2025年冬合宿(西穂高山荘泊組)に参加させて頂きましたので山行報告をさせて頂きます。

2025年2月15日(土)　快晴

平湯温泉から新穂高温泉まではラッキーなことに、予定より1本前(1時間前)のバスに乗車でき、上々の滑り出し。その後西穂高口からは、インバウンド外国人の波に揉まれ、少々窮屈なロープウェイの旅に…。でも、ロープウェイの窓から見える雪で真っ白に染まった厳冬期の笠ヶ岳や北アルプスの山々に、そんな窮屈さもすっかり忘れ、ただただその優雅で壮大な風景に圧倒される。13:30には西穂高口へ到着し、いざ西穂山荘まで出発。

登山道は特に問題もなく、どのチームもスムースに山行でき、15:00過ぎに西穂山荘へ到着。

山荘周辺の積雪は260cm程度 (2025/2/14時点) 文句なしの晴天で風もなし。当初の予定より早く着いたことで、小休憩の後、15:30に一気に全チームとも丸山へアタックし、無事到着。最高の景色。もう何も言うことはございません。北アルプスをこれでもかというくらい満喫させて頂きました。丸山から見える「独標」も非常にクリアに見え、「明日には絶対行ってやるからそこで待ってろよ!!」と勇ましい言葉を自分自身に投げかけるのでありました。その後は、皆様のご想像の通り、皆様との大宴会を心から堪能させて頂き、21:00頃就寝。

2025年2月16日(日)　雪～曇

4:30起床。目覚めると激しい横風の音が山荘の部屋まで聞こえてくる。なんだか嫌な予感…。5:30の朝食の前に、独標に登れるのか非常に気になってくる。少し急いで、朝食を済ませると、6:30には最終決行の判断があるので、暫し待ってくださいとニコさんからメッセージを頂く。6:30前に、天気が気になり西穂山荘から少し出てみると、前日あれだけ天気が良かったのが、一変しているのが分かる。ガスに強く覆われ、風も強い(体感では10mくらい)。加えて、前日の夜からの雪で、前日までクリアに見えていた登山道のトレースも完全に消えている状態に。6:30過ぎになると、早朝独標にチャレンジしていた数人が丸山に向かうトレースが全く見えず、下山しているとの話も出てきて、今日の独標は難しいかも知れないということを実感する。そして7:00過ぎに、各リーダーの方々の話し合いの結果、非常に残念ではありますが、断念という判断になりました。もちろん今回は高速バスなどの公共交通機関で帰京することが前提であり、妥当な判断だったと思います。特に、今回は非常に難しい判断が求められる中、適切なタイミングで御判断を頂いた各リーダー方には深く感謝申し上げたいと思います。その後9:00に、下山のため西穂高山荘を出発し、10:00過ぎには西穂高口に下山。前日の降雪の影響で、パウダー状態の山道を歩くことができた一方、悔しいことに若干天気が回復している…。しかし、登山に「たられば」はないのであり、どんなことがっても安全が最優先です。自分自身の邪な気持ちを振り切り、気持ちよく下山し、平湯温泉に12:00頃到着。平湯温泉では、各自思い思いの時間を過ごし、16:05　「平湯温泉発新宿行」の高速バスへ乗車。私は、平湯温泉の露天風呂から雪の笠ヶ岳を眺めながら、1時間近くのんびり入浴させて頂きました。北アルプスを眺めながら、こんなにゆっくりお風呂に入れるのも滅多にない機会で、嬉しい限りでした。なお奇跡的にも、帰路の中央道の渋滞はなく、ほぼ時刻通りの20:30に新宿へ到着し、無事に解散。今回は皆様と濃密な時間を過ごせたことに心から感謝すると共に、今後ともご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いします!!　また、独標ご一緒してくださいませ。（文責　ガクリン）