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  • 執筆者の写真tmy

個人山行 ~二口渓谷の片隅の山~三方倉山(971m)

更新日:2020年2月19日

●山行日:2019年11月16日(土)

●メンバー:ミクエモン ●天候:晴れ~一時雪

●コース: 秋保ビジターセンター駐車場9:40~9:55ブナ平コース入口~11:00柱状節理~11:50山頂12:30~14:00シロヤシオコース出口~14:30姉滝~15:00秋保ビジターセンター駐車場


訳あって、仙台市内の太白区秋保に来た。目指すは三方倉山(さんぽうくらさん)971mである。ここ二口渓谷は、仙台市西部に位置し、蔵王連峰の北に連なる山形県と宮城県との県境尾根である。大東岳(1365.82m)をはじめ、神室岳(1356m)、糸岳(1227.6m)、面白山(1264.4m)などが連なっている。

埼玉の自宅を車で4時に出発して、ビジターセンター駐車場には8時半頃に到着した。空は青空、渓流沿いの紅葉の最盛期は終わっていたが、まだまだ見栄えがあった。秋保ビジターセンターの後ろには、今から登る三方倉山がそびえ立つ。登山届を出して出発だ。  橋を渡り河原から土手を登り、ブナ平コース登山口に着く。小さな沢を渡ってしばらく急坂を登ると尾根だ。周囲はコナラやブナの森で地面は落葉の絨毯でふかふか、まさしくブナの森を歩く森林浴だった。やがてブナの巨木が待っていた。  出発してから1時間弱、少し登ってトラバース気味に歩いていくと目の前に柱状節理が現れた。人工的な石垣にみえるがそうではなく不思議な自然の造形である。詳しくはないが溶岩が冷却してできたという事だ。やがて山頂を踏むと風が強くパラパラと雪が降ってきて、冷たい風が吹き抜けてきた。お湯を沸かしてカップ麺を食べたが気温が低いので直ぐに冷めた。そして、下山することとした。

下山のシロヤシオコースは急登の下り一辺倒である。ブナの森の間からは大東岳が偉そうに鎮座している。山頂は黒い雪雲に覆われていて降雪しているようだった。  そして登山口に着いた。ここから二口遊歩道に入るが、遊歩道ではなく立派な登山道だった。ちょっと滝を見に行くつもりが再び上り返す事となった。姉滝に着き奥まで行くと滝は二瀑あり、姉滝と妹滝の対で「姉妹滝」なのである。滝を見たので林道まで上り駐車場まで戻る。三方倉山は決して初心者向けの山ではなくて、がっつり登りごたえがあった。これで終了である。                       (ミクエモン 記)



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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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