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  • 執筆者の写真東京みなと山の会

12月雪上訓練  谷川岳

更新日:2019年6月28日

山行日:2018年12月22日(土)~23日(日)

メンバー:KIREZOH、miya3、ターボ、みっちゃん、おねむリン、彦にゃ、しずく、ナンシー、ミクエモン、ジン、ヤジ~、すーさん、ハリー  ・ 講師:M


コース

22日 谷川岳西黒尾根周辺で雪上訓練

23日 

A班:谷川岳熊沢避難小屋付近で雪上訓練:講師増田

B班:谷川岳登頂(当日天候悪く、谷川岳肩の小屋迄):L みっちゃん

 ロープウエイ頂上駅9:00→熊沢避難小屋10:00→11:45肩の小屋12:00→12:30避難小屋12:40      →13:10ロープウエイ頂上駅

●22日(1日目):谷川岳西黒尾根周辺で雪上訓練

暖冬のせいか、谷川岳ロープウエイ駐車場から外へ出ても寒さはあまり感じない日。ビーコンチェックをMさんの指導の元で行い、15分程度歩いた西黒尾根に入った直ぐの急斜面で訓練開始。到着が遅れたメンバーも揃い、ロープの使い方や結び方を指導頂く。Mさんは丁寧に教えて下さるものの、なかなかピントこない。急斜面をロープに沿って上がる時に、難渋するシーンが見られた。雪が少なくて地面が露出気味なので滑り、登り難そう。その後の垂直降下の練習では、ロープが滑らず止まってしまうというケースが散見。帰路を急ぐ必要もあり、避けて回り道して帰る作戦も取られた。実際に垂直降下をしてみると、傾斜が緩いので落ちていかない。足で蹴って飛ぶとうまくいった。色々と教えて下さったので、復習して覚えておく様にしよう、と思った(実際はなかなかです(*_*))。                 記:すーさん

●23日(2日目)

A班

講習内容

1)アイゼンを履かない歩行訓練

2)アイゼン装着

3)アイゼンを履いた歩行訓練

4)天神平~熊穴沢避難小屋~天神平往復

5)ピッケルでの滑落停止訓練

6)ザイルを使 った滑落停止他

幼少の頃から雪道とアイスバーンには慣れ親しんできた自分だが、スキー場以外の雪山もアイゼン歩行も初体験であった。コーチは6月に天覧山岩トレでもお世話になったMさん。いつもながら、ちょっとしたジョークも織り込んだ軽妙な語りと優しく厳しいコーチングであった。 天神平~熊穴沢避難小屋の往復では、こんなに雪が少なく暖かい谷川は初めてと。そのⅯさんが言う程の気候であった。されど林立する木立と雪景色はとてもいい感じ。 途中、滑落危険場所の説明が M さんからなされた。その後到着した穴熊沢避難小屋での昼食、休憩後集合写真。そして復路の天神平の上方で滑落停止技術を中心に教授して頂いた。皆さん熱心に訓練を受けて、この雪訓も終盤に近付いた頃急に冷たい風が吹き始めた。バラクラバ、手袋をしっかりと装着、寒冷前線がやってきたらしい! ところで訓練中、ジンさんが左膝を痛めてしまった。ジンさんが自力で下山し、全員 無事天神平に到着となったが。………後日、まさかの全治4週間と聞きました。それなのに帰路、三鷹まで運転して頂き申し訳ありません、ありがとうございました。一日も早いご回復をお祈りいたします。 今回の雪訓で教わったことは、「滑落停止は滑落した時に反転してピッケルを打ち込み、足はアイゼンを雪面に引掛けないように上げる事。」 それから私は、ザイル、シュリンゲの結束方法(簡易ハーネス、エイトノット、クローブヒッチ等)基本が出来ていない無いない尽くし。この雪訓の意義はハウツー本を読んでも実際に体を使って習得しなければ正に、畳の上の水練。今後は実践と訓練を交互におりまぜながら雪山の素晴らしさを知りたいと思った次第です。 最後に初心者の私に優しく厳しく御指導していただいたMコーチ、それからメンバーの皆様に感謝致します。Miya3さん、写真を使わせて頂きます。ご提供ありがとうございます。                                記:ミクエモン

B班

私は B 班で総勢 6 名。視界が良くないので、講師の M さんからは良く注意する様にアドバイス頂く。谷 川岳の怖さを知らない者が行く日とかで、やや不安な気持ちで出発。ビーコンチェックをして歩き出すと直ぐ に登りになり、アイゼン 12 本歯を装着。小雪か小雨か混ざっている様な天候ではあるが、6 名で楽しく会 話しながら進み、あっという間に避難小屋へ到着。登山者、下山者は思っていたより多く、待ちやすれ違 いでやや時間がかかった。 やがて急斜面になり、アイゼンからピッケルに替えて進んでいく。登れば登るほど風が強くなり、頬に当たると痛い。視界も悪いが登山者/下山者も多く、トレースがはっきりとあるので大丈夫。しかし、トレースがもし なかったらかなり厳しい状況。油断大敵で 6名が離れない様にしっかりと進んだ。 肩の小屋に着いた。看板や道標に氷がついていてゴ ーストの様。玄関口に入らせて頂いて風を避けて休憩。 昼食も取れて元気復活。 帰路は順調に進む。途中から気温が下がってきた。 予報では 15 時頃よりと言っていた寒波だ。下りてきて 寒いのはやや不思議だか、これも注意点。危険なのは 山頂付近だけでは無い。避難小屋に到着、楽しくテン ト準備しているグループがいた。ちょっと休憩して出発し 順調に歩きロ-プウエイに到着。楽しくかつ良い経験が できました。同行頂いた皆様、講師の M さんには感謝でいっぱいです。ありがとうございました。                       記:すーさん





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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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