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はじめ

個人山行 丹沢 畦ヶ丸・加入道山

●山行日:2019年1月5日(土)~6日(日) 1泊2日

●メンバー:L:サクサク、M:ヒロ、ナンシー、ミクエモン、ハジメ

●コース:

1/5 新松田8:25=バス=9:20 Ⓢ細川橋9:30 ~1h20~10:50二本杉峠~12:40屏風岩山~(30分休憩)~13:40屏風岩山~1h~14:40大滝峠~1h20~16:00 Ⓖ畦ヶ丸(避難小屋泊)(畦ヶ丸山頂1291m)

1日目合計 6時間30分

1/6 Ⓢ畦ヶ丸6:50~07:10モロクボ沢ノ頭~1h50~09:00水晶沢ノ頭~9:20白石峠~09:50加入道山(1417m)(40分休憩)10:30~15分~10:45白石峠~55分~11:40白石滝~1h40~13:20 Ⓖ西丹沢ビジターセンター14:40=バス=15:35新松田

2日目合計 6時間30分

合計13時間 水平移動距離23.4km 累計登り2391m 累計下り2164m

 1月4日(登山前日) 『ザックが一杯だなぁ。荷物が全部入らない。う~ん、どうしよう困った。』化繊シュラフをうらめしく眺める。化繊シュラフがとにかく大きい。羽毛の2倍くらいはあると思う。コスパ重視は裏目に出たかなぁ・・・。新しく購入した80リットルのザックは満杯だった。

1月5日(登山当日 早朝)前日の荷物との不毛な格闘と気分の高揚の結果として、寝坊してしまう。時間がないので満杯のザックを背負って東京駅近くの駐輪場まで自転車でむかい、駐輪場から東京駅の中央線ホームまで全速力で走った。電車に間に合わなかったため、『普段の行いが悪いからな』などと考えながら、今度は東海道新幹線のホームに走った。2000円のプラス出費だ。

 新松田からバスで1時間程度、ようやくスタート地点の細川橋バス停に到着し、神社にお参り。私は『とにかくみんなで楽しい山行になりますように』とお祈りしておいた。

1日目の目的地は畦ヶ丸避難小屋。山登りの途中にサクサクさんが教えてくれたミツマタという植物は面白い。枝がかならず3つに分かれている。ミツマタの白い蕾を見ながら、『人気ユーチューバーはじめしゃちょーの活動休止の原因は女性関係の三又だったな。』と余計なことを考えていた。

ちなみに『はじめしゃちょー』は登録者数740万人の日本一のユーチューバーである。

当時『はじめしゃちょー』の三又事件は、家に肥料を大量に送られるなどの数々の嫌がらせもあり、SNS上では結構な大事件だった。女性に暴露された形だ。

ちなみにフォローしておくと、私から見ても『はじめしゃちょー』はカッコいいし、性格も良さそうな若者である。ひょっとしたら、女性の側にも問題があったのかもしれない。実際には三又していなかったとのうわさもある。わからないが、私にはだらしない人のようには見えない。

私はアタックの表紙に使う写真ネタを探していたが、美しいミツマタの蕾を使うのはやめておこうと思った。全く関係ないのに、自分のニックネームがハジメである点がどうにも気になって一人で笑ってしまう。

そんなどうでもいいことを考えながら登っていたが、本来の山登りの話に戻る。1日目の畦ヶ丸避難小屋への道のりはかなり不明瞭な難しい道だったようだ。残念なことだが途中2度ほど正規ルートから外れてしまった。地図の読めない私には断定できないが間違いないだろう。私もいずれ判断できるよう地図読み練習にじっくり励まなければならないと思う。

ルートを外れたことが分かったのに『隊長のご心労はいかばかりだろうか』と他人の事のほうが心配になる。そんな風に思うのは私だけではないだろう。なんとなくそういう雰囲気だなと感じる。心地よい時間が流れていった。ただ、朝の寝坊ダッシュがきいたのか避難小屋に着く手前頃には人のことを心配している余裕は全くなくなっていた。

それでも何とか避難小屋に着いた。避難小屋は風をしのげる程度で、寒いらしい。事前のレクチャーで一応理解はしていたが、実際に寒かった。避難小屋には暖炉はあったのだが薪がなかったのがとても残念だった。それに加えて避難小屋には電気も無いので真っ暗。『これが避難小屋かぁ。泊まれるだけありがたい。』と感謝しつつも、『次回来た時は小枝を集めて暖をとるチャレンジをしよう』と心に誓った。

ヘッドライトのあかりを頼りにみんなで料理をした。苦労して体力のギリギリでなんとか到着しただけあって、畦ヶ丸避難小屋での食事は格別だった。どんな高級料理も負けるだろう。『ミネストローネ~、トマトの酸味のきいたスープとウィンナー、野菜のエレクトリカルパレードや~(^^♪』

2日目は、加入道山にむかう。朝食後、避難小屋を出る前にトイレをしたかったが、みんながいるのでやめることにした。まだ堂々とトイレに行けないところが新人らしいと思う。少し慣れが必要だろう。

『いつか一生後悔することになる不安はあるが、今はいたしかたない。』と、とりあえず気持ちを整理して途中『大』をもよおさないことを祈りながら山頂を目指すことにしたのだった。無事に下山できたが、今後の大いなる反省点である。

 加入道山にも素敵な避難小屋があった。新しい避難小屋で、中は明るくウッディーな内装と、切り出しの木のテーブルと丸太椅子。暖炉とトイレは無いが、今度はここにも泊まってみたい。

加入道山からゴールの西丹沢ビジターセンターまでの下山はひどい悪路で急斜面だった。今度再び登山して加入道山の避難小屋に泊まるのを躊躇したくなるほどである。もともと急斜面なうえに台風の被害もあり、通りづらくなっているようだった。

それでも崖のような斜面を下りたり、丸太を束にして作った橋を渡ったりと体力は消耗して疲れはしたが、アスレチックのようで楽しかった。13:20、無事 西丹沢ビジターセンターに到着した。

楽しくて素敵な山行になりました。今回執筆も任せていただき、貴重な初体験を記録できました。山行に参加された皆様には本当に感謝です。また良き山行にお付き合いさせてください。ありがとうございました。

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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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