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  • 執筆者の写真tmy

個人山行-北アルプス-笠ヶ岳(2897.5m)

●日程:2019年7月12日(金)夜行~7月15日(月)

●メンバー:L:ヤジ~、M:彦ニャン、ツッチー、ミクエモン

●交通 

行き 12日 21:00 田園調布駅集合、ヤジ~車にて調布IC~(中央道)~松本IC

   ~栃尾温泉荒神の湯Pにて仮眠 7/13 登山者用駐車場より登山開始

帰り 15日 13:50  鍋平駐車場~ひらゆの森~松本IC~(上信越道)~練馬IC

●コースタイム 

13日

6:28鍋平駐車場~7:18新穂高登山センター~7:32登山口~8:18中崎橋~

8:44わさび平小屋9:05~9:26小池新道分岐~10:17秩父沢10:32~ 11:37シシウドヶ原~12:52鏡平小屋

14日

鏡平小屋6:25~7:20弓折分岐7:30~7:44弓折岳~8:09大ノマ乗越~9:41秩父平9:55~抜戸岳~11:43笠新道分岐~13:20笠ヶ岳小屋

* 笠ヶ岳山荘(荷物をデポ)13:35~13:50山頂~14:15小屋

15日 

笠ヶ岳山荘5:55~7:00笠新道分岐~8:00杓子平8:15~11:28笠新道登山口11:35~12:38新穂高温泉ロープウェイ駅~鍋平~駐車場


 今年は梅雨空が長く続き、去年なら快晴だったこの三連休もなんとなく危ない空模様だ。

でも山の天気は行ってみないとわからない。前夜行でテントを張ったときはお月さまも見えていた。朝になり山の上は雲がかかっているが出発。途中の小池新道あたりから日が差してきたが槍ヶ岳はなかなか姿を見せてくれない。前日までが雨だったのか湿気が高く蒸し暑い。やっと鏡平に着いたが穂高連峰がチラチラ見えているがアイドルの槍ヶ岳は隠れている。小屋の前のベンチで待望の生ビールを飲み、別館の4人個室に入ったところから雲が切れて穂高連峰から槍ヶ岳、樅沢岳まで見渡せるようになった。青空ではないが遠くの景色が見られるのは本当に嬉しい。次の日はしとしとと細かい雨模様で一日レインウエアのお世話になった。稜線歩きで多く露の着いた花々も風情があり雷鳥も姿を見せてくれた。途中の百高山の一つ抜戸岳にも登り霧の中笠ヶ岳山荘に着いた。時間に余裕があったので荷物を置いて山頂まで往復してきた。この山荘でも二段寝室の上6人分を4人で使わせてもらいぐっすり休むことができた。乾燥室も十分に加熱してくれたのでウエアも乾かすことができた。最終日は一旦は晴れて山頂まできれいに見えたが、出発時は霧雨になりまたまたレインウエアのお世話になると思いきや、すぐに雨は上がり飛騨側に上がってくる雲にブロッケン現象を見ることができた。杓子平のカールは見渡せたが下界は雲の中だった。

始めの登山口から小屋二つと下山まで同じコースの方が多く、抜きつ抜かれつ、お話ししたりと楽しい山行だった。登山者用駐車場まで登るのはちょっと大変ということで第一ロープウェイを利用してのんびり車に戻った。汗と湿気で体中グショグショなのでひらゆの森の温泉に浸かり、飛騨牛ののったほうば焼き定食を頂き無事帰京してきた。

                                 (ヤジ~記)



労山に加入して「得したな」と 思うことは今までなかったが、かと言って 労山を使う様では困る。でも 今回はとても得した気分。

1日目の鏡平小屋では会員証提示で500円の割引。小屋も綺麗になっていたし、特に食事がとても良かった。プレートに野菜の種類も多く(茄子の煮びたし インゲンの胡麻和え おひたし 煮物等々・・・沢山・・・) それぞれ少量だけど味も良し!!

初め良ければ全て良し。雨模様と覚悟はしていたが、2日目は小雨がたまに降ったり止んだりで風も無く花一杯の稜線をゆっくり楽しみながら歩くことができ、岩峰の頂上を踏んだ。

3日目は小屋を出る時は合羽を着たが、稜線ではチラチラ太陽が見え、時々青空が見える程。そして我々4人が入った色鮮やかなブロッケン現象がハッキリ見えた。

休憩する所もままならないジグザグの長~く感じた道を経てやっと一息付ける林道へ。

今回も梅雨時の予想外の収穫ある山行でした。 (ツッチー記)

                

                                 

今回の山行まで私はまだ、実物の雷鳥を見た事がなかった。先だっての春合宿、大天井岳山頂手前では「雷鳥だ~!」の声。しかし急登にて石を落さないように気を遣う事で精いっぱい、横目で雷鳥を見る余裕すらなかった。そして今回、鏡平から大ノマ岳、笠ヶ岳山荘に向かう途中の秩父岩当たりだったと記憶しているが、お花畑の稜線を歩いていると開けた場所に一羽の雷鳥が現れた。暗褐色で先端の風切羽が白い雷鳥。彼らは天気が悪い時に現れるそうだが、まさに今日は雨の雷鳥日和であった。繁殖期仕様の羽色の多分、雄であろう雷鳥君。姿を見せてくれてありがとう!            (ミクエモン記)


梅雨真っ只中の北ア笠ヶ岳登山は、当然かなりの雨の中での山行と覚悟していた。でも新穂高温泉に着いたら雨が全く降っていない。初日目的地鏡平山荘迄流石に眺望までは望めなかったものの雨なしの山行でラッキー! 鏡平山荘では槍まで望めて・・・。日頃の行いの良さか(笑)

流石に翌日山荘から笠ヶ岳までの道のりは降られたものの私は着くまで雨具の前のチャックは閉めず仕舞いで済んだ。それ程強い雨は降らなかった。途中の抜戸岳近くではブロッケン現象がバッチリ。あんなにハッキリと長い時間楽しめたのは初めてです。笠ヶ岳頂上に登ってから笠ヶ岳山荘でまったり。二つの山荘ともにリーダーのヤジ〜の「早く着いたから良い部屋がありますよね」との言葉の成果かゆったりとした良い部屋がゲットできこれも快適。翌日の下山笠新道が何か一番キツかったのかな?勿論ほぼ雨なし。良い山行でした。                           (彦ニャン記)









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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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