● 山行日: 2019年8月18日(日)
●メンバー:ミクエモン
●コースタイム
東武日光(前泊)~5:40二荒山神社西参道~6:15行者堂(登山口)~ 7:30稚児の墓~9:20八風9:30~9:50黒岩9:55~11:30唐沢避難小屋11:45~12:30女峰山頂12:45~13:30唐沢避難小屋 13:40~15:00黒岩15:15~17:15行者堂(登山口)~東武日光(後泊)
前日の天気予報では今日も山日和のはずだったが、曇りでガス模様、昼前から雨がぱらつく。 これから向かう女峰山黒岩尾根は二荒山神社からだと標高差1,800m。登山口の巨木の杉をスタートして標高を1,500mまで上げると熊笹の海、朝露で濡れた葉で雨具を着ないとびしょ濡れになった。熊笹で足元が見えない中木の根と粘土に足を取られる。しかし、一番参ったのは虫であった。
蚊柱が顔にまとわりつく、そして腕にチクリと痛みが。2㎝程の虻が腕に噛り付く。薄いアームカバーの上からだった。追い払ったが延々とまとわりつく。笹原は水が奇麗そうなので虻がいるのは道理である。
その後は標高1,800m付近で溶岩帯になり、2,000mで黒岩、七滝遥拝石に到着。ちょっとした広場になっている。ガスで何も見えないが、滝の音がはっきりと聞こえるが・・・。因みに復路では壮大な景色が、落差の大きい滝が5本、目の前に・・・。以後、急登となる。そして標高2,300mで前女峰のガレ場を注意しながら横断する。
唐沢避難小屋に到着する。中を拝見すると、常に人が出入りしている様子できれいな状態であり一通り何でも揃っている。水場は10分と書いてあるが、トイレは無いという事だ。避難小屋を後に女峰のガレ場を抜けて急登を駆け上がると空が開ける。今日は雨でガスガスだが間違いなく標高2,483m、女峰山頂に到達。ヤッホー!是非とも、晴れの日にもう一度来よう。
下山は往路をひたすら戻る。雨が時折降り、雷鳴が聞こえてくる。熊笹と木の根と粘土に足を取られながら、17時過ぎに登山口の行者塔へ到着。感想は長かった~。女峰のバカ尾根をピストンで11時間。ぜひ、また来ようと思った。 (ミクエモン記)
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