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  • 執筆者の写真tmy

個人山行 十二ヶ岳(1200.9m)~小野子山(1208.3m)

創立山行の下見を兼ね、「子持山・稲含山」等を登る内に 群馬の山々に興味が湧き、

1泊2日で中条周辺の山々をたずねた。


●山行日:2019年11月16日

●メンバ-:L/しずく・M/みっちゃん

●コ-ス

自宅(志木市)6:30発=所沢IC~関越道~渋川伊香保IC=登山口手前通行止めゲート

9:25着→林道→駐車場10::00→登山口10:20→十二ヶ岳山頂11:25~12:40→中岳山頂12:10→小野子山山頂13:00~13:10→十二ヶ岳14:30→駐車場15:30→

ゲート16:05                      (行動時間:6時間30分)


 登山口に至る林道に通行止めのゲートが張られ「台風19号の影響による、落石・道路の陥没の為通行禁止」の立て札があった。小野上駅から車で10分程度で登山口駐車場に到着とガイドブックにあった。既に5分程走って来たので 残りは歩いて30分位と予想出来た為 車道を歩き始めた。 アスファルトがえぐられ、陥没した箇所があちらこちらにあり、こぶし大の大きさの石がバラバラと散らばっていた。車道歩きのアルバイトを35分課せられてしまった。

 看板のある登山口から薄暗い林間に入ると15センチ位の立方体があちこちに山積みされている。丁度、作業員らしき2人の方が休憩タイムだったので、尋ねると『マイタケ菌』との事。林道の向い側にビニールで覆われたマイタケ畑が一面に並んでいた。そこから更に20分程林道を歩き、やっと登山口に辿り着いた。ここから広葉樹と杉の林が続き「結婚の森」とネーミングされていた。1合目・2合目とポイント標識が刻まれ、山坂厳しい急登になると8合目・9合目となる。「ネーミングの意味」に納得した。十二が岳山頂は大きく開かれ、赤城山・榛名山・先日登った水沢山が望め、目を転じると谷川・白砂山も眺望できた。360度の眺望を楽しみながら昼食を摂った。十分満足出来たので「小野子まで行かないで戻ろうか?」等と相談しているところに、小野子山方面から3人組のお兄さん方が息を弾ませながら上がってきた。丁度良いタイミングでお互いに写真を撮り合い「小野子からの時間や登山道」の情報を得る。長いロープが2本あり、かなり急登と言う。小野子~1時間半位、かかったと言う。取り敢えず、行ってみる事にした。彼らが登って来た男坂をたったと下り「中岳」に向かった。黄葉の山道にテンションが上がり、ピッチも良くなってきた。中岳山頂で今にも腰を上げ、歩きだしそうな4人組がいた。写真をお願いしていると、座っていた女性から「細かい虫がいる」との声。白いストックにびっしりと芥子の実の様な黒い虫に付いていた。腰も下ろさず、追立てられる様に「小野子山」に向かう。小野子山に向かう稜線は黄葉の中に紅葉がアクセントになり、素晴らしいトンネルの山歩きとなった。山頂に向かう急登を一挙に昇り切ると、山頂は 単独の男性登山者が一人だけだった。十二ヶ岳へ縦走するという。我々も小休憩を取り、十二ヶ岳に向けて、下山を開始する。下山開始直後に、十二ヶ岳山頂で出会った3人組とすれ違い「エール」を交わす。中岳を過ぎ、十二ヶ岳の鞍部に辿り着く。復路は「女坂」を選択する。距離は男坂に比べ「200M」程長いが、これは 正解で山頂を回り込みショートカットになった。登山口には15:30に到着した。『マイタケ』の設置作業は続けられていた。中腰の作業は大変と感じる。車を停めていたゲート近くでニホンカモシカが出迎えてくれた。カモシカは我々から目をそらさず、立ち止まっていた。カモシカ君との出合はアルバイトのご褒美だったろうか?今夜はかけ流しの♨でゆっくり休もう。




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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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