●山域・山名:北アルプス 常念岳 <2,857m>
●日 程 :2020年9月19日(土)N~ 9月22日(火)
●メンバー :L/プー子様 M/(友人・ゲンさん) 計2名
●行 程
*19日(土) 豊島園22:00 -(中央道~長野道)-
*20日(日) 梓川SA・仮眠1:10 / 5:00 - 一の沢駐車場6:00~6:30=
ヒエ平登山口6:46~6:58=王滝ベンチ7:58~8:03=胸突八丁9:36~9:45
=最終水場10:05~10:12=第二ベンチ10:37~10:42=
常念小屋11:04~12:04(ランチ)=常念岳13:04~13:23=常念小屋14:20
【歩行時間:5h32分+休:1h18分=6h50分】
*21日(月) 常念小屋7:11=雷鳥探索=常念乗越7:21=最終水場7:51~8:05=胸付八丁8:20=王滝ベンチ9:48~9:58=ヒエ平登山口9:48~9:58=
一の沢駐車場 11:15 【歩行時間:3h14分+休:40分=3h54分】
※下山後、大町温泉郷泊 22日帰京。
【9/20(日) 曇り時々晴れ】
今年のシルバーウイークは、北アルプス縦走の大計画を立てていたが、コロナ禍でどんどん縮小、結果「常念岳」ピストンという寂しすぎる山行に至った。縦走ではないので、いつもはタクシーでヒエ平登山口まで入るが、今回は手前の無料駐車場に車を置き、20分程ウォーミングアップ。GOTOキャンペーン効果か、予想通りの人出だ。
登山道の始まりは緩やかで歩きやすい。体調も万全で天候も丁度良い。見慣れたいくつかの沢を通り過ぎ、のんびり歩いているとだんだんと視界が開け、今日一番の難所である「胸突八丁」が目の前に。いつもは自炊用の食料がたっぷり入ったザックで辛い木段も、今回は食事付の為、荷も軽く意外と辛くない。むしろ胸付八丁を過ぎてからの急登の方が辛い。急登が終わりなだらかな道を進むと常念乗越。その先に小屋の赤い屋根が見える。お昼前に小屋到着。検温後チェックイン、いつもより余裕の寝床に案内される。定員12名の部屋に4名、贅沢だ。まずは荷物を置いて、槍穂の稜線を目の前に、優雅なランチ
タイムとする。
常念岳への道は小さな岩を敷き詰めているようで、ゴツゴツして登りにくい。やはり人気の山なのか、登りも下りも多くのハイカーで賑わっていた。浮石も多いジグジグの登りから、最後は岩場を掻き分けて山頂に到着。祠の立つ広くもない山は大賑わいで、記念写真も順番待ち、コロナ禍はどこの国話でしょう??360度の大展望はいつ見ても大満足。三俣方面から槍ヶ岳~北岳までの眺望を暫し堪能。下山は、どんどん登ってくる人に道を譲りながらで、時間がかかってしまったが、その分長く眺望を楽しめたので結果オーライとしよう。
夕食は到着順で、4回転の内の1回転目。コロナ対策で、食堂もゆったりゆっくりで、
落ち着ていて夕食を頂く事が出来た。食後の軽食コーナーでは、ワインを片手に山談義が
繰り広げられたのはご想像通りである。
【9/21(月) 晴れ】
今日は下山のみ。ゆっくり朝食を頂き、チェックアウト後、雷鳥を探しに行ったが見つからず残念。常念乗越から前日のコースを戻る。直下から、登ってくる人々々。夜中から登り始めた人の多いことに驚く。コロナ禍で宿泊せず日帰りなのだろう。少し寂しい気持ちになる。シーズンにも関わらずソロも多い。夏休みに外出できなかったからか、小さい子供連れファミリーは家族ごとのテント持参で、これまた多い。山の中でも例年には無いいくつもの、いつもと違う光景があった。
王滝ベンチからの道に飽きるころヒエ平登山口に到着。駐車場に入れなかった車の列が延々と繋がっていたのにもびっくり。
下山後は、大町温泉郷で、コロナ対策をしつつ温泉とバイキングを楽しみ帰京。
来年は、大計画が実施できることを願って…。 (プー子様記)
(左から:山頂からの雲海、常念岳山頂の祠、常念小屋と槍穂展望)
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