top of page
  • blissimo1935

2024年 冬合宿 金峰山

更新日:4月16日


日 程:2024年2月3日(土)~2月4日(日)


メンバー 13名

KIREZOH (リーダー)、 ターボ、ふっ君、ヤジ~、ナンシー、ミクエモン、ひろちょ、堀ちゃん、ピート、りか、メイ、NIGI、ニコ


行程・コースタイム 

1日目 2月3日(土) 

10:00信濃川上駅=タクシー(途中コンビニに立ち寄り)=10:45廻り目平10:55-14:18金峰山小屋14:35-15:00金峰山15:20ー15:40金峰山小屋 〔歩行時間4時間00分〕


2日目 2月4日(日) 金峰山小屋08:30ー11:10廻り目平11:30=タクシー(途中コンビニに立ち寄り)=12:45小淵沢駅 〔歩行時間2時間20分〕


奥秩父の日本百名山の『金峰山』は、山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶらしいですが、今回は信濃から、クライマーの聖地で有名な廻り目平を起点にして「きんぽうさん」を登りました。 朝は佐久平駅で実質的な集合となり、車内が暑い小海線に揺られて信濃川上駅で下車。駅からジャンボタクシー2台で冬季閉鎖となっていた廻り目平キャンプ場に。そこから凍った林道を慎重に歩き始めました。道の途中、美しく雪に覆われた澄んだ沢や、クライミングのメッカらしい『フェニックスの大岩』などの奇岩を見上げなら約1時間進むと砂防堤の広場に到着。ここでアイゼンを装着して雪の山道、尾根コースに入りました。尾根といっても小屋に着くまでは延々と樹林帯の中を登ります。五丈岩も小屋も下からチラチラと見えているのですがなかなかたどり着けません。気温は低いのですが風が無いのでレイヤリングが下手な私は汗をかくほど暑いです。

そしてようやく金峰山小屋に到着すると同時に、樹林帯を抜けて一気に展望が開けました。私が山登りをしていて良かったと心から思うまさにその瞬間です。暖冬のせいか2月にしては景色の中にも雪色は少なく、季節がずれているようにも感じましたが、瑞牆山の向こうに並んでいる八ヶ岳、そして遥か先の北アルプスのうっすら白い稜線を望むことができました。


小屋にザックをデポしてピッケルを携えて頂上へ向かいます。絶好の晴天、森林限界を超えた青と白の中を登り、約25分でピークに到着。そこからの絶景も素晴らしく、金櫻神社の本宮がある五丈岩はもちろんのこと、360度のパノラマ、特に富士の眺めは美しい限りでした。

 


ひとしきり撮影会を終えて小屋にまで戻りました。その後は日の入りを眺めるのを忘れるほど楽しい宴と、美味しい夕食の時間を過ごし、8時30分過ぎには消灯となり就寝しました。あれだけ良かった天気も、夜中の1時くらいから予報通り降雪が始まり、翌朝には5~10㎝ほど積もっていました。



新雪を踏む気持ちが良い感触を楽しみながら、昨日とは打って変わって雪景色となった音の無い白黒の樹林帯を、雪合戦をしながら下りました。登りとは違って砂防堤でもアイゼンを外さずに、雪をかぶった氷の林道を、足裏についた雪玉を何度も取りながら廻り目平まで歩きました。

   

帰りは小淵沢駅まで往路と同じタクシーで。駅からは各々自由解散となりました。今回歩いた山道には通してシャクナゲの群生が続いていて、梅雨の時期、開花の季節にもう一度来てみたいと思いました。

            (ニコ 記)



閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示
東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
bottom of page