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2018夏合宿その2ー大日岳2,498m、奥大日岳2,606m



●日程 2018.8.11(土)前夜発~8.13(月)

●メンバー

②グループ  CLしずく、SLみっちゃん、プーコ様、ヒロ、ツッチー、計5名

●コース・天気

8/11(土) 前夜・新宿発(深夜バス)、小雨のち晴れ

桂台~大日岳登山口~称名滝~大日岳登山口~大日平山荘~大日小屋

8/12(日) くもりのち晴れ

大日小屋~大日岳~大日小屋~奥大日岳~雷鳥沢ヒュッテ

8/13(月) 小雨

雷鳥沢ヒュッテ~みくりが池温泉~室堂

1日目(8/11):桂台7:25発~8:20着大日岳登山口~8:20着称名滝~大日岳登山口9:15発

~10:50着牛首11:05発~12:15着大日平山荘12:45発~13:50着水場14:10発

~16:25着大日小屋

劒岳組と分かれて桂台ゲートで下車する。あいにくの小雨、店の軒下で雨具を装着し、みっちゃんをトップに上りの舗装道路を進む。大日岳登山口でザックを仮置きし空荷で称名滝に向かう。ここで新潟から来たパーティーと言葉を交わす。彼らは我々と同じ行程で大日小屋に泊まり、翌日に室堂まで行き、弥陀ケ原をアルぺンルート沿いに下りて称名滝に戻るという。

称名滝は立山一帯の融雪水を称名廊下に集めて350mの落差を4段構成の 滝となっ一気にて落下する、高低差日本一の名瀑だ。霧で頂部は見通せなかったが、瀑音すさましい臨場感を十分に楽しんだ。

大日岳登山口に戻り、林の中の入ると程なくして急登が始まる。コマ目に休憩を取りながら牛首まで登り切る。ここからはほぼ平坦な木道が続き、池塘が散在する大日平を大日平山荘まで軽快に歩く。が、ガスで周囲は見渡せない。


大日平と弥陀ケ原一帯は日本で50か所あるラムサール条約湿地の一つだ。大日平山荘で長めの休憩をとり再び木道を歩くが、ここからの木道は傷みが激しい。

木道が終わると前より一段ときつい急登になる!!

室堂から逆回りの人達と多く出会うようになってきた。韓国からのツアーなのだろう、 「アンニョンハセヨ」と何度も挨拶されるが何かしっくりしない。ここは日本なのだ! 「こんにちは」くらいの簡単な日本語は使って欲しいと思う。

疲労が蓄積してきたころで恵の水場に到着する。うまい!ミネラルたっぷりの雪解け水が実にうまい!時間をかけて水と行動食を十分に摂り、更に続く急登に備える。

急登で高度を稼いだのだろうか、雲海を抜けて眼下には弥陀ケ原と曲がりくねったアルペンルートが広がってきた。この遠景に疲れも吹き飛ぶほどの爽快さだ。

そうした中、みっちゃんの「小屋が見えたぞー」の声に視線を上げると、大日岳に続く稜線の遠くに赤い屋根を確認する。あれが今夜のランプの宿・大日小屋だ! 山腹を斜めに上るガレ場を黙々と歩き、やっとの思いで辿り着く。

ランプ灯の中での美味しい夕食とギターライブに疲れを癒し、早めの眠りに就いた。(ヒロ記)


2日目(8/12):大日小屋6:20発~6:40着大日岳6:50発~7:00着大日小屋7:20発~

9:50着奥大日岳10:10発~~12:45着雷鳥沢ヒュッテ      

昨日は暑さの中長時間の歩きで疲れぐっすり眠れた。5:30~朝食を済ませ(手作りで美味!!)、先ずは空荷で大日岳へピストン。まだ雪渓もあるのに寒くはなかった。山頂には誰もいなく、ガスっていて眺望が無い。写真を撮って早々に小屋に戻る。

今度はザックを背負い奥大日岳を目指す。雪渓が数か所残っており、雪渓近くのチングルマは花が残っていたが、反対斜面のチングルマは花が終わり水分を含んで羽毛状になっていた。

地図にある七福園はどの辺りかわからなかったが、その周辺では巨岩がゴロゴロと重なり合い、大きな岩の大庭園だ。その中にはカエルに似た大きな岩があったので、我々は勝手にカエル岩と命名する。後ろを振り返ると頂上だけが雲に覆われた大日岳、その直下には大日小屋が時折見えた。イワギョウ、ミヤマダイコンソウ、イワイチョウ、ウサギギク等々、沢山の花・・・。花・景色の写真を撮り、所々にある池塘を見ながら余裕で歩きコルに着く。長いアルミ梯子やらクサリ場ありで、奥大日岳の頂上まで遠遠と歩き、やっとの思いで頂上に着く。

頂上には10人前後の人達がいた。奥大日岳の頂上からは壮絶な劔岳・立山・薬師岳等が見える筈だが残念ながら視界はゼロ。




奥大日岳を南斜面になだらかに下るとお花畑。カメラを構えている人の歳先には雷鳥の親子!!やっと出会えたて私達も思わずシャッターを切る。

カガミ谷の辺りまで下りてくると奥大日岳へのピストンと思われる軽装な登山者とすれ違う。そして突然見えた雷鳥平の色鮮やかな赤や黄色のテントを見た時には思わず声が出た。更に噴煙を上げている地獄谷。遠くには細いラインの上をバスが走っている。バスから奥大日岳を眺めることはあったが天狗平を見るのは初めてだ。眼下には深い谷が食い込んだ雄大な景色。

一度も劔岳を見ることはできなかったが、とても満足した。

すぐそこに見える雷鳥沢ヒュッテに行くにはぐるっと回わらなければならない。雷鳥平のテント場を抜けヒュッテに到着。今日一日の楽しい静かな山歩きは何処へやら、人が多く賑やかさが戻ってきた。

雷鳥沢ヒュッテで劔組と合流する筈だったが、混雑で時間が掛かっているのか?・・・ 合流することはできなかった。明日 室堂で会うのを楽しみにすることにした。

今回の夏合宿は大成功だったと思います。各コースに分かれて交通手段・も宿泊地もそれぞれでしたが、最後はキチッとまとまることができ、更に劔岳は危険なところが多く混雑の中でも無事にクリアできたことはとても良かったと思います。CL・・SL の方々に大変お世話になり、ありがとうございました。

(ツッチー 記)

3日目(8/13):雷鳥沢ヒュッテ~みくりが池温泉~室堂

当初計画では、①グループの劔組とは昨日に雷鳥沢で合流し、3日目は全員で浄土山を登頂してから室堂に向かう予定であった。しかし、劔組は渋滞に巻き込まれて停滞してしまい小屋組は途中の剣山荘で宿泊。テント班はテン場に停泊することになり、小屋班の5人とテント班の7人は別行動になっていた。KIREZOHさんからの経過報告で 全員が登頂し、又無時に下山したことにホット胸をなで下ろした。

雨天のため我々②大日岳班はのんびりと雷鳥沢ヒュッテで時間を過ごしていると、KIREZOHさんから「只今、雷鳥沢ヒュッテを通過しています」との連絡が入る。我々大日岳班も急いで小屋を出てみくりが温泉に向かう。

一足先に着いていた劒テント班のメンバーの温泉上がりの綺麗な顔を見て、安堵する。 まもなく剣山荘泊の5人も到着し初めて参加者全員が顔を揃えた。 今回の夏合宿は天候・混雑と想定外の展開ではあったが、最後に皆の元気な笑顔を見られたことで、良しとしよう。 (しずく記)


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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属