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個人山行   南アルプス「鳳凰三山」

●山  域 : 南アルプス

●山  名 : 「鳳凰三山」 地蔵岳(2,764m)・観音岳(2840.7m)・ 薬師岳(2,780m)

●日  程 :2020年8月9日(日)夜~12日(水)

●メンバー :L/プー子様  M/ブチャラティ ・ ゲンさん(会員外)

●コースタイム:

8/9(日)  高円寺21:00 -(ゲンさん号)-夜叉神峠登山口駐車場23:50 (仮眠)

8/10(月) 夜叉神峠登山口駐車場-(タクシー¥12,000)-御座石温泉6:45~7:00発=

旭岳9:43~9:50 =燕頭山<2104.8m>=北アルプス展望地点11:25~

11:30=鳳凰小屋12:40/13:45=地蔵岳<2764m>14:40~14:54=

鳳凰小屋15:25 【泊】

 

*歩程 5h59m+休憩 2h26m= 行動時間 計8h25m

8/11(火) 鳳凰小屋6:10発=稜線7:10~7:20=観音岳<2840.7m>7:50~8:00=

薬師岳<2780m>8:25~8:35=南御室小屋9:40~10:00=苺平10:30~

10:40=杖縦峠11:50~12:00=夜叉神峠13:00~13:25=夜叉神峠登山口駐車場14:10-(ゲンさん号)-石和温泉【泊】

*歩程 6h13m+休憩 1h47m= 行動時間 計8h

8/10(月)

  コロナ禍中の中、久しぶりの山行は2日間の総予定タイム14時間の3つのピークをハントする縦走山行に備え、登山口に前泊する計画を取った。不測の事態に備え早めに登山口の駐車場に入り、晩酌と仮眠を取った。

 翌朝、晴れ上がった天気を見て興奮を抑えきれず、笑顔がこぼれ、期待が膨らんだ。下山した先の宿に泊まるため、仮眠を取った登山口から、タクシーで別の登山口に向かった。

 目的の登山口に到着し、3人で登山口の道標と記念写真。樹林帯は始めから急坂。登り返しがほぼなく、5時間半ひたすら登り。祠を祀っている旭岳と、熊の遊び場の様な開けた燕頭山を超えて、鳳凰小屋に辿り着いた。長く登りの辛さも小屋に到着してみると、飛んでいってしまった。

 小屋番から宿泊の所作を聴き取り、一服していざ、地蔵が岳へ。パーティの期待はこの地蔵が岳のアベリスクを拝むことだった。確かに、その巨大な岩が積み木の様に重なっている異形は確かに凄い。しかし、それ以上に、8合目あたりからの砂状のザレ場。角度が急なので、キックステップしないと足が滑ってしまう。これまでの急坂を超え、足も限界にきている。列も乱れるが、何とか3人揃って、山頂について、感無量の記念写真。

 道標の周りの木製や大理石の地蔵やプラスチックの玩具に、癒され、小屋に戻る。傾斜のあるザレ場を今度は、サンドスキーよろしく大砂走!自然のアトラクションを堪能したら、もうお腹がペコペコ。小屋飯のカレーをおかわりした3人は、泥の様に眠りに落ちた。

記:ブチャラティ


8/11(火)

  前夜、余裕のある小屋の別館でゆっくり休み、快晴の朝を迎える。他の登山客はお弁当を持って早々に出発した為、小屋での朝食は私達3人のみ。小屋でも初の試み、テラスでの朝食を美味しく頂き元気よく出発。

  昨日と同様、ペースメーカーとしてブチャラティにトップをお願いする。小屋からは、昨日登った地蔵岳はパスして、直接稜線に取り付く。昨年19号の台風の影響か、道が崩れて変わっていた。いきなりの登りにくい急登を制し、ザレ場を登りきると稜線に出た。360度の展望を満喫して先に進む。緩やかな稜線歩きは、右に北岳、左に富士山を望む絶景のパノラマルート。難なく観音岳をゲットし立ち並ぶ大きな奇岩を楽しみつつザレ場の平地にある薬師岳もゲット。これで三山のピークハント完了。薬師岳からはハイマツ帯を下り薬師岳小屋経由で下山。登り返すと、頂上に花崗岩の巨岩が立ち並ぶピークに着いた。よく見ると「砂払岳」、地図では、限りなく地味な山だ。いよいよ展望から離れ、ひたすら下山。樹林帯の急な下りも多い。小一時間で南御室小屋。カンカン照りの中で木陰もないが、ここの天然水は美味しい。水を入れ替え、先を急ぐ。苺平、杖立峠とポイント毎に休みを取るが、時間よりも長く感じる。期待していた夜叉神峠の茶屋は休業中。

予約がある時だけ営業するらしい。峠からの白峰三山の展望は雲が邪魔してちょっと残念だったが、コーヒータイムでのんびりする。峠まではハイキングで来る人も多い為か、道が良く整備されている。しかし、い!(と感じる) 夜叉神の森駐車場が見えてからは、既に足の指が痛くなっていた。カンカン照りの中、リニューアルした「夜叉神の森」レストハウスでコーラやソフトクリームで一息ついた後は、石和温泉の温泉民宿へと向かった。

 今回は、コロナ禍で外出自粛と小屋の完全予約制・コロナ対策により、いつもより人が少なく、不謹慎ではあるが、静かにゆっくりくつろげる山旅だった。      

                                  記:プー子様



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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属