top of page
  • 執筆者の写真tmy

個人山行 東北   八甲田山、岩木山、栗駒山

                               

●山行期間:2020年10月1日(木)~4日(日)

●メンバー:Ⅼ/ターボ、M/他1名

●コースタイム

10/1東京6:42=新青森9:49 青森市泊(三内丸山遺跡、県立美術館、棟方志功記念館観光)

10/2青森7:45=ロープウェイ駅9:10/20―赤倉岳(1548m)10:18―

大岳避難小屋11:00/05―大岳(1585m)11:25/50―仙人岱―酸ヶ湯温泉13:35 

=青森=弘前市泊

10/3弘前駅5:20(タクシー)赤倉神社6:00/05―(登山口間違いロス)8:20―

鬼の土俵9:55―赤倉御殿11:05―岩木山(1625m)11:50―八合目シャトルバス停13:00=

嶽温泉=弘前=新青森=一関泊

10/4一関9:00=須川温泉10:20/30―栗駒山(1626m)12:40/13:05―見晴台13:30―

栗駒山14:00―須川温泉15:38/16:35=一関=仙台=東京21:04


8月中旬に大人の休日俱楽部パス(JR東日本全線4日間15270円)を使用して東北の山を登る計画をたてる。今まで登ったことのないコースで縦走または周遊で3山と欲張るが、1か月前でも酸ヶ湯温泉の予約は取れず初日は青森市内観光としビジネスホテル3泊の山行となった。

*10/2 八甲田山

 紅葉を求めて十和田湖・八甲田を楽しむJRバスみずうみ号は増便も出て2台で出発し。ロープウェイ駅で下車し山頂公園駅へ。観光客と登山客は半々位だ。天気に恵まれ、紅葉は四分と聞いていたが、草紅葉とナナカマドの紅葉が始まったばかりで気分は二分だった。

 遊歩道が終わり一登りで赤倉岳の痩せた北の肩、そこから山頂へ。大岳ヒュッテまでの下りも急坂だが、見晴らしが良く小岳や高田大岳の眺めが圧巻だ。鞍部の立派な大岳避難小屋を覗き、メインの八甲田大岳を目指す。11:25山頂着。眼下の池塘や仙人岱ヒュッテの優しい風景を見ながら、のんびりと昼食休憩をとる。11:50下山開始。ガレ場の急坂を慎重かつ軽快に下る。仙人岱からは池塘と草紅葉が美しく写真を撮るため足を止めることが多かった。

13:35八甲田山神社登山口着。登山口には「青森県八甲田―山口県秋吉台5千キロ踏破日本山脈縦走起点」との支柱が建っていた。酸ヶ湯温泉バス停まで歩くが陽射しが暑く、ソフトクリームで乾杯し、バスで青森駅へ、そして弘前駅へと移動する。夜は津軽三味線の生演奏を聴ける「杏」で乾杯し食事と父と子(長男と長女)の迫力ある演奏を堪能した。




10/3 岩木山

 朝5時に宿を出て、弘前駅でタクシーに乗る。年配の運転手さんだが岩木山登山口の1つである赤倉神社まで行ったことがないと会社に場所を何度も無線で確認し、我々はスマホでのナビを依頼される。駅から見える岩木山の山頂の一部は雲がかかっていた。6:05に赤倉神社に無事到着。

「赤倉神社コースは色濃い信仰色に彩られ、異世界の雰囲気を醸し出している。三十三の観音石仏に導かれる」とのコース案内に惹かれて今回選んだ。神社奥深く進みヤブをかき分ける道となり悪戦苦闘しながら行くも断念し、途中で右手に林道が見え下りる。林道の左手の尾根への取り付きを求めて林道を上へ上へと登っていくが見つからず、目を付けていた沢筋から取り付く。ここも尾根に至らず撤退し、林道を神社まで戻り登山口を確認する。ガイドブックに「最奥の行者小屋を越すとブナの尾根に出て」とあったが、最初(?)の行者小屋の左手から巻くように登り1番目の石仏が祀られた尾根に出てほっとする。2時間のロスタイム。途中伯母石で2組の登山者と会うがいづれも山頂の天気が悪いからと引き返して行った。縦走の私達はひたすら登るのみ。最初こそ石仏を見る度に写真に収めていたが、雨具を身に着けるようになるとそんな余裕はなくなり、休憩もほとんど取らず登る。(石仏群に見る信仰心は寒冷地にあり飢饉等厳しい現実の中から生まれたのだろうと思いつつ…)

岩木山山頂11:50着。冷たい雨とガスで視界不良のため、写真を撮ると避難小屋にも寄らずに、居合わせた団体と個人と一緒に嶽コースへ向け下山開始する。2時間のロスタイムのため8合目からシャトルバスに乗り嶽温泉へ下り、予定のバスに接続し無事弘前駅へ戻る。在来線・新幹線と乗り継いで今宵の宿一関駅へ到着。長い1日だった。(弘前のアップルパイの食べ比べができずに残念!1種類だが買えて満足としよう)



*10/4 栗駒山

 毎朝、駅のコインロッカーに荷物を預けて登山口への移動がスタートする。バスで須川温泉まで行く。紅葉を求めて観光客・登山者共に多い。須川温泉から栗駒山・秣岳周遊コースを計画していたが、当初予定していた須川コースが硫化水素ガス発生のため通行禁止で自然観察路経由となった。10:30登山開始。名残が原までは遊歩道で歩きやすいが、その先は前日の雨で登山道はぬかるんでいたり、水が流れていた。憧れの栗駒山の紅葉を目の当たりにし心弾む。

12:40山頂着。人込みで記念撮影もままならない。景色にうっとりしながらランチタイム。今回の山行ではコンビニのおにぎりと調理パンが定番となったが、調理パンにも地域性があり面白い。3個の大きな鶏の唐揚げをコッペパンに挟んだ唐揚げパンが美味しかった。天馬尾根の展望岩頭まで足を延ばし、Uターンして戻ることにし、崖をのぞき込んで紅葉と緑の帯を堪能しスマホのシャッターをパチパチ切る。目で見た景色と色が写真では表現できず腕のなさを思い知らされる。15:38須川温泉に戻りバスで一関へ。新幹線を乗り継ぎ下山祝いをしながら帰途に就いた。

(ターボ記) 


                    

閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示
東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
bottom of page