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  • 執筆者の写真tmy

個人山行   北海道道東三座 

12日羅臼岳登山後知床峠通り釧路へ行き打ち上げ 13日夕方帰京予定が・・・・・・。


① 雌阿寒岳  1499m

●日時: 2022年8月日10水)

●メンバー :L/ヤジ~、M/ナンシー、KiKi、すーさん

●コース : 雌阿寒温泉登山口11:40~13:52雌阿寒岳14:10~15:45登山口

(全行程4時間8分、休憩38分、歩行時間3:30分程度)


 釧路空港に9:20過ぎに到着した私達は、雨に濡れた滑走路を見て愕然とした。しかし、ヤジ~は、釧路は雨が多いところだけど阿寒が降っているとは限らないと私達を奮い立たせてくれた(笑)

 レンタカーでいざ出発🚙道東とはいえ80㎞を超える距離をひたすら走り、雌阿寒温泉登山口へ。さすがヤジ~!雨も止んだようだ😊

 登山口から北国らしいアカエゾマツの森へと進む。今まで雨が降っていたせいか蒸し暑く、シダ類や苔が多くてまるで屋久島の森のようだった。大きなキノコもたくさん発見👀🍄

 3合目辺りから背の高いハイマツ帯のトンネルをくぐりながら進み、大きな岩が出て来ると視界が明るくなり、樹海の中にオンネトーの神秘的な湖面が見えてきた。薄紫色のイワブクロや白い小さなメアカンフスマがたくさん咲いている。9合目の火口縁に到着すると、たくさんのツバメ🐦️が火口の辺りを滑空していた。噴火口からは激しく音を立てて噴煙が上がりまるで太古の世界のよう。山頂からは、火口にコバルトブルーの青沼、正面には阿寒富士、遠くに阿寒湖と雄阿寒岳。素晴らしい景色に圧倒され、強風に煽られながら、名残惜しく下山した。

 雌阿寒岳は噴火活動により登山が禁止になることもあるので登れてラッキーだった😄

 下山後は、翌日の斜里岳登山に向けて、清里町の清岳荘(素泊まり)へ向かう🚙💨

 清岳荘の管理人のご夫婦はとても親切で、お部屋も広くて清潔な個室に4人だけというとても恵まれた夜だった。コンビニ食材で軽めの宴会🍻



夕陽の中の斜里岳


          山の日のイベント(清岳荘前)


② 斜里岳  1547m

●日時 :2022年8月11日(木)

●メンバー :L/ヤジ~、M/KiKi、すーさん、ナンシー

●コース :登山口(630m)6:13~7:20下二股7:23~9:10上二股9:20~馬の背経由~10:06斜里岳山頂(1547m)10:35~11:18上二股11:20~竜神の池経由~12:22熊見峠(1230m)12:25~13:25下二股13:30~14:20登山口

(全行程で8時間8分、休憩1時間34分、歩行時間6:30分程度)

清岳荘のすぐ横が登山口だ。数名の登山客が宿泊していたが、私達以外は既に出発していた。駐車場はほぼ満車🚙で管理人は駐車場の整理で大忙しだ。山の日ということで北海道警察の方とゆるキャラの北斗くんが見送ってくれた。しばらく林道を歩き、旧登山口の看板を過ぎると沢沿いの登山道となる。下二股(新道との分岐)からは旧道を登って行く。何度も渡渉を繰り返すがピンクテープが目印になる。岩は、赤褐色で鉄分が付着しているところは苔が付かないので意外と滑らない。足元ばかり気にしていると迫り出した枝に頭をちょこちょこぶつける😰(特にすーさん)

 三重の滝、羽衣の滝、万丈の滝、見晴らしの滝と名所が続き、マイナスイオンを存分に浴びながらの楽しい沢登りだ。所々岩登りの難所があり、転倒事故が起きているとのことで注意が必要である。上二股からは胸突八丁の急登を経て馬の背で展望が開けた。ここから約30分で山頂だ。ガスがかかり展望は見えたり見えなかったり。ここで大阪のご夫婦と釧路のおじ様他、ソロ登山者と情報交換😆羅臼岳に2日前に登ったソロの方のヒグマ登山道横切り情報にはびっくり😲

 下山は上二股から新道に入る。途中、水の湧く竜神の池に寄り、ハイマツ帯の好展望の尾根道を歩く。熊見峠から下二股までは、樹林帯の下りの急斜面となり足元要注意だ。この辺りはみんな結構疲れが出てきたが、無事に清岳荘に到着した。

 ここからレンタカーで知床半島へ向かう。途中オシンコシンの滝に寄り、ウトロ港の知床ノーブルホテルへ🚙💨🍻🎶                    (KiKi記)

              



無事下山しました


③羅臼岳  1661m

●日時 : 2022年8月12日(金)

●メンバー :L/ヤジ~、M/KiKi、すーさん、(ナンシーはお休み)

●コース  :羅臼岳登山口5:42~7:11弥三𠮷水7:15~9:16羅臼平9:18~10:10羅臼岳山頂10:20~12:56弥三𠮷水13:01~13:56羅臼岳登山口

(全行程で8時間14分、休憩30分程度、歩行時間7:40分程度)


登山口付近、熊が心配なので他の登山者と会話する。ラジオと笛と鈴持参の若者二人がいて、熊が近々登山口付近で出ていたと伝えたら、スプレーを小屋で借りようかと話していた。結局借りずに出発されていた。他にも家族グループがいた。今日は唯一の男性という事で、熊と戦う係という名目で終日先頭歩き。

 登山口からやや急登、ぐんぐん高度を上げる。汗が噴き出す。結構な時間歩いたら弥三𠮷水に出た。



ここで4人組縦走グループに出あう。一人は、滅茶重そうなザックを背負っていた若い女子。凄いタフ!最近の女子力とは、正に“力”を表しているのかもしれない、と冗談交じりに思った。

途中雨が降ってきて上下雨具装着したが、やじさんは、雨許さん!と凄い気合。結局1時間程度で雨を追いやってしまった。前日の夜から、雨でも絶対に行くと言っていたので、この気合は見習わないと、、、(笑)



羅臼平手前で視界が開けた。オホーツク海を見ながらお花畑の間を上がっていく。しかし、長い、長い。沿岸をボートが進んでいた。心の中で御冥福を。

私達はやや歩行早かったので、途中たくさん抜いてしまった。前日斜里岳で知り合いになった大阪のおじさん、お姉さん、釧路の湿原を一部所有すると言う登山ガイド風の3人組を抜く時に雑談。やじさんトークがさえている。立ち話が止まらない。このガイドさん、後で“とらや”なる釧路の居酒屋を教えてくれ、その晩を楽しんだ(後述)。


 

羅臼平を過ぎて、本丸に取りつく。振り返ると羅臼平とオホーツク海が見える。途中から岩場を這いつくばって、しがみつきながら登る。結構疲れているが、山頂が見えればもうすぐ。羅臼平は、以前TVにて羅臼岳紹介を見た時に熊が現れていた所。周辺に熊がいないか見回したが、発見されず。やじさん、KIKIさんもまだ余裕の様子だったので、一気に山頂へ。山頂からは、北方領土4島が見える。とっても近くて不思議。


山頂は強風だったので、素早く写真撮って下山に。帰路は、熊も心配なのであまりゆっくり休憩とらずに一定のペースで帰る。標準タイムよりかなり早い下山となったが、やじさん、KiKiさんは不満漏らさずついて来てくれて感謝です。

 兎に角、熊に出会わず無事下山できた事に安心。昨日時点での天気予報がかなり悪かっただけに、無事登山できて有難い。山頂付近で雨が降っていたら、かなり危険で撤退だったかもしれない。良かった、良かった。



番外編12日夜

“とらや”、とはなんと“虎屋”!阪神ファンのナンシーさん歓喜!

花咲かに、他たくさん魚介類食べて、ハイボール飲みました。道東三山、お疲れ様でした。





番外編13日(観光して帰京日)

Conchiglieで牡蠣&現地の希少なウイスキー、愛冠岬、釧路湿原等観光を楽しんでいたら、東京が台風直撃で釧路空港から羽田への夕方便は飛ばない、と判明。ナンシー、すーさんは、急遽新千歳空港へ釧路から飛び、そこで東京へなんとか飛ぶ便を探し、JALで帰京できた。やじさんとKiKiさんはもう一泊して大宴会。羅臼岳では雨が止んだけど、その反動かな~(笑)。 (すーさん記)


確かに(笑)今回は前線の影響で雨予報もあり、全座登頂出来ないかもと心配したけど、みんなの思いが叶い計画通りに登ることができましたね👍

関東に直撃した台風は想定外で、道東で運を使い果たしたかも~😰

でもやじ~さんと最後の晩、釧路駅までUターンして、宿探しから始まり、キャンセルが出た宿をGET! そして、釧路の港を散歩して、食べたスープカレーは最高でした💓 

(KiKi追記)





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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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