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  • tdogchocolala

個人山行 近畿の秘境、大杉谷から百名山日出ヶ岳へ

●行程:2022年7月9日(土)~10日(日)


●メンバー:L/ミクエモン

     

●行程:

(1日目)10:00三瀬谷駅=(タクシー)=大杉谷峡谷登山口11:00~13:30千尋滝~17:20桃ノ木小屋


(2日目)6:30桃ノ木小屋~11:45堂倉小屋~14:15日出ヶ岳(大台ケ原山)14:35~15:10大台ヶ原ビジターセンター(登山口)




天気予報は直前まで良くなったり、悪くなったり。結局、1日目は雨時々、土砂降りで2日目は雨時々晴というような天気でした。何とか歩き通せました。おまけに1日目は休憩のたびにヤマビルが足元からよっこら、よっこらと登ってきました。特に滝見の東屋が何箇所もあるのですが、そこで待ち構えていました。ヤマビルファイターを何度も足元へ散布、なので吸血はされませんでした。



ところで、初日の桃ノ木小屋手前、平等嵓(びょうどうぐら)付近の大きな岩が多数ある斜面で登山道から外れてしまい復帰するまで30分ロスしました。雨で視界が悪く、広い尾根だった事もありピンクテープを見失って。誰も通らない山中でもがいて何とか登山道へ復帰。時刻は16時ぐらいだったのですがやはり山は早出が良いですね。それからその時は腕時計をしていなかったのですが雨でスマホが操作できず時間がわからないとなおさら不安が募っていました。(その後、腕時計を常時するようになりました。)

何とかかんとか小屋に着くと服の中にヤマビルがいないか確認してチェックイン。悪天候のため本日1名の貸切でした。小屋の方の話だと昔はいなかったと。そういえば前回はヤマビルの記憶はなかった。時期は晩秋だったかな?しかし、ヤマビルは雨を好む事が分かりました。去年9月の御在所の隣の雨乞岳もそうだった。明日のコースは徐々に標高が上がるのでヤマビルはいなくなると小屋の方から聞いたがその通りだった。さて、食事の前にヒノキ風呂へ。この小屋は沢水のお風呂があります。石鹸は禁止です。


さて、今回のルートですが前半は鎖が付いた遊歩道と樹林を交互に上っては下って、上っては下って。遊歩道と言っても岩を削りくり貫いた片側は断崖です。大杉谷のコースは登山口から堂倉小屋(堂倉滝)まで約12kmほぼ渓谷沿いを歩くため、スリリングなコースとなっています。そしていくつもの吊り橋と滝、エメラルドグリーンの瀞、ゴルジュが随所に現れます。また、この時期の花ですが歩いているとあちらこちらに背の低い、岩に根を張った赤い花が。岩ツツジだと後日分かりましたがこの齢まで見た事がなかったような気がします。







その後も半端ではない水量の滝のマイナスイオンを浴びながら、堂倉滝を越えるといよいよ日出ヶ岳への登山道となりました。

















確かシャクナゲコースと書いてあり、整備された登山道となりこの辺から渓谷を離れます。そして百名山日出ヶ岳(大台ヶ原山)に到達しました。二度目のはずが前回の記憶がほぼ無い山頂。今日もありがちな真っ白な山頂の風景だったのですが、まあいいか。なお2日間ですれ違った人は3人、鹿5頭で静かな渓谷と山を歩きました。



(二日間合計のタイム15:04、距離20.9km、上り3,149m、下り1,866m)

(ミクエモン 記)

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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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