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  • 執筆者の写真東京みなと山の会

奥多摩 石尾根


山行日:2018年9月23日(日)

メンバー:サクサク

コース:奥多摩駅7:25=バス=7:58留浦(とずら)8:20~10:55七ツ石小屋11:05~11:55高丸山

~12:40日陰名栗山~12:40鷹ノ巣山避難小屋12:50~14:20六ツ石山14:25

~16:00奥多摩湖=バス=奥多摩駅

 またまた寝坊して計画していたバスに乗れず、次の小菅の湯行きに乗って留浦で下車。登山道に入るまでは日差しが暑かったが、登るにつれて涼しくなる。ここ数日の雨でぬかるんだ道をひたすら登る。七ツ石小屋でもガスで展望はなく、スタートが遅かったこともあり、七ツ石山はあっさり断念して鷹ノ巣山に向かう。

途中、千本ツツジ辺りで耳と背中を蜂に刺されたという青年に会い、すかさずカッターシャツを着る。時折ガスがかかるなか、高丸山、日陰名栗山の静かな山頂は薄暗いので、山頂の写真も撮らずに過ぎ、巳ノ戸ノ大クビレへ。鷹ノ巣山避難小屋は立派な小屋だが、中は少しカビ臭かった。

 石尾根のアップダウンに時間がかかってしまったため、鷹ノ巣山はパスすることにし、巻き道に入る。13:20に水根山直下の分岐に着くと、3人の登山者(単独行と二人連れ)が標識に見入っている。見ると、標識に「水根沢林道 崩れにより通行困難 2018.6.29」と書かれた札が架かっている。単独行氏はさっさと六ツ石山方向に向かい、二人連れ(親子?)はスマホで調べながら相談中の様子。考えられるのは、①榧ノ木尾根を倉戸口に下山(2h30)、②六ツ石山経由で奥多摩湖へ下山(2h45)だが、奥多摩湖の方がバスの便が多いだろうと思い、六ツ石山に向かうことにする。

 その先の分岐で単独行氏に追いついたが、やはり同じ札が標識に架かっている。単独行氏に軽く挨拶すると、「これでは駅まで歩くしかありませんね。」と言う。ヘッドライトは持っているというが、「六ツ石山から奥多摩湖に下りませんか。」と誘い、一緒に下山することにする。道々、聞くと、大学時代には山岳部で、その後40年間山から遠ざかっていたが、定年後にまた始めて、まだ数えるほどしか登っていないとのこと。今日は、日原から鷹ノ巣山に登ってきたとのことであった。

 六ツ石山は濃いガスの中。先ほどの二人連れもやってきた。少し休んで出発。この道は名だたる急坂なので、月例山行より遅いペースでゆっくり歩く。1時間ほど下り、急坂が終わったところで、単独行氏が先に行ってくれというので、これ以上、山の先輩を初級者扱いするわけにもいかず、お暇した。奥多摩湖のバス停に着くと、定刻より早く臨時バスが来て、奥多摩駅に向かった。

計画書のタイトルに書いた七ツ石山と鷹ノ巣山のどちらも踏まなかったが、その代わり、アクシデントに対処する時間的な余裕ができたのは幸いだった。

 なお、水根沢林道への分岐から奥多摩湖までの道すがら注意深く探したが、水根沢林道が通行困難だとの案内表示はどこにもなく、帰りの電車内で見た奥多摩ビジターセンターのホームページにもそのような記事はなかった。あの札はなんだったのだろう?


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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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