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個人山行 第24期ハイキングリーダー学校修行山行

●日程:2019年11月23日(土・勤労感謝の日)~11月24日(日)

●メンバー:ミクエモンと他の山岳会の方5名

●天候:1日目・雨、2日目・雨のち曇り

今年7月9日に修了した、労山24期ハイキングリーダー学校の同窓生と行った、雨の丹沢修行山行の話です。


【1日目】

●コース; 秦野駅8:24(バス)ヤビツ峠9:25~二ノ塔10:52~11:02三ノ塔11:35~

烏尾山12:05~新大日13:19~塔ノ岳14:26~15:35丹沢山(みやま山荘)

家を出るときはシトシト雨が降っていた。秦野駅に着くと奇跡的な晴れ!北口からヤビツ峠行のバスに乗り、一行は一路丹沢を目指した。山には何と歓迎の虹が美しく輝いていた!しかし、このレインボーは歓迎ではなく試練のサインだった事を後に知った。やがてバスがヤビツ峠に向かうとガスガスの中に入る。今日の山行の人は少ない、小屋を予約していない人は早朝中止にしたのか?

バスを降りると結構雨が降っていた。それでも黙々と塔ノ岳を目指すが、段々風も強くなってきた。自分自身、今年はたいへん雨具にお世話になっていると思った。

何とか三ノ塔避難小屋に到着、まだ新築であろう小屋に一行は有難く避難、いや休憩をさせてもらった。雨具を脱ぐと湯気のような蒸気があがった。雨風で寒い筈だが飽和水蒸気量がマックスで雨具の中は蒸れていた。「昨夜の山の天気は塔ノ岳Bだったのになー」と一同。他の会の方々の話を聞くと雨天山行はほとんどやらないとの事だった。

この眺望皆無の山行の目的はみやま山荘へ到着する事のみとなった……。(この寒さでもビールが飲みたい願望も沸き立った)途中、木ノ又小屋で甘酒を飲んだが美味しかった。そして何とか丹沢山、みやま山荘に15時35分に到着。小屋の夕食、朝食は美味しく、夕食前後の宴会も楽しかったのが救いであった。メンバーの一人に山ご飯&つまみ担当シェフがいたので、おつまみ一品一品が充実していた。自分はワイン750mLを1本持参した。今晩の小屋は予約で混雑の予定だったそうだが、この天気で定員の半分ほどになったと言う事だ。従って寝具は各人に一組行きわたった。夜のミーティングで明日の蛭ヶ岳方面は悪天候、足元も悪いという事で大倉尾根から下山と全員合意で決定。

【2日目】

●コース; 丹沢山(みやま山荘)7:20~12:20大倉BS

今日も朝から霧雨だが、昨日に比べれば雲泥の差だった。

丹沢山から塔ノ岳に向かう途中、竜ヶ馬場あたりで灰褐色の冬毛の鹿が一頭突然目の前に現れ、あっという間に別の尾根に駆け抜けて行った。まだ若そうではつらつとした鹿で、お尻の毛が白くフサフサしていた。後に知ったことだが鹿はお尻に白い毛「尾鏡(びきょう)」があり、危険を感じると臀部の筋肉の動きで白い尻毛が逆立ち仲間に危険を知らせるとの事だ。若い鹿から見るとこの丸腰の中年登山隊も危険な人間と感じたらしい。という事は先日の夜明け前ヘッデン山行も鹿たちには、あまり良く思われていない、迷惑と言う事だ。過去には草を食む大人しい鹿しか見た事がなかった。

その後、大倉尾根をゆっくり下るとまだ紅葉のもみじがあちらこちらにあると気づく。メンバーの誰かがそう言えばバカ尾根の景色を見ながら、ゆっくり歩いたことが無いと。いつも下山の時刻を気にしながら足元ばかりを見て下山していた。自分も同じであった。結果、2日目は時間に追われない良い山行になった。大倉の麓は段々晴れてきて雲海から街並みも見えてきた。メンバーの一人が今回の山行の成果は、雨の中をほぼ1日歩いた経験だと言った。

渋沢駅到着後、歩いて20分のスーパー銭湯でリフレッシュして祝杯を挙げた。いつか今度は晴れの日に、丹沢山から西丹沢ビジターセンターまで続きを歩きたいと、全員一致で決意をした。もちろん今回参加できなかった残りのメンバーとみなと山の会のトンボさんにも宜しくとの事でした。次回は是非とも。 (ミクエモン記)





みやま山荘の夕食


みやま山荘の朝食

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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属