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60周年記念山行 小蓮華山(2766m)新潟県最高峰

  • otukazoo
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

●日 程  

2025年7月12日(土)-13日(日)

メンバー 

ヤジ~(リーダー)、ワッター(サブリーダー)、ナンシー、のの

コースタイム

1日目 6:20猿倉-6:35猿倉荘6:53-7:52白馬尻小屋8:10-10:57岩室跡11:09-13:44白馬岳頂上宿舎14:03-14:26白馬山荘

2日目 6:14白馬山荘-6:27白馬岳6:48-8:14小蓮華山8:32-9:12船越の頭9:25-10:02白馬大池山荘10:37-11:10乗鞍岳11:22-12:28天狗原12:37-13:33栂池自然園登山口入口


7月11日(金)19:30二子玉川駅集合。ヤジ~さんのかっこいい運転で、23時過ぎには安曇野のナンシーさん邸に到着。仮眠を取らせて頂き、翌朝4:45に出発。八方第5駐車場でタクシーに乗り換え猿倉へ。猿倉荘で計画書を出して、大雪渓の注意点など受ける。1時間ほど歩いて滝汗になったところで、「ようこそ大雪渓へ」の石碑が。眼前には両側を山に挟まれた雪渓が広がります。アイゼンを付けていよいよ大雪渓へ!今までの暑さから一転、冷蔵庫の中のような涼しさです。今年は雪が多いとの事前情報で装備を迷いましたが、ヤジ~さんは夏靴に6本爪、ナンシーさんとワッターさんは冬靴に12本爪、私は夏靴(しか持ってない)に10本爪(1週間前に購入)で臨みました。雪はシャーベット状でサクサクした感じ、登山者は一列になって、ベンガラに沿って進みます。段々斜度が急になりますが、ヤジ~さんに「50歩歩いたら深呼吸」とアドバイスを受けつつ登りました。暫くすると土の出ている箇所があり一休み。ほっとして辺りを見れば、杓子岳が迫り、眼下には雲海、空は目が痛いほどの青空に飛行機雲が何本も走って、初めての高山の美しさになんだか胸が一杯になりましたが、杓子岳方面からかなり大きな落石を目撃しはっとしました。その後、雪渓の途中に二度ほど急な岩場歩きがありアイゼンを外して、付けて、を繰り返し、ようやく、夏道に出ると白馬岳頂上宿舎が見えてきます。ここからはボーナスタイムのお花畑。ミヤマキンポウゲ、オダマキ、ウルップソウなどなど、百花繚乱状態にテンションが上がります。花に囲まれながら、白馬山荘に到着。澄んだ光の中、剣岳、槍ヶ岳、富士山まで見渡せて、感動です。

素敵なスカイプラザでビール、カキ氷、ケーキなど各々補給し大満足。夕食後、ヤジ~さんとワッターさんは白馬岳に夕陽を見に行かれましたが(さすがの体力)、早々に眠ってしまいました。

 

翌朝は朝食を取ってから白馬岳へ。山の朝陽の美しさよ。60周年の旗を持って記念撮影。すっかりミッション達成気分でしたが、ミッションは小蓮華山なのでした。白馬岳を過ぎると、白馬大池へ向かう稜線が見渡せて、またまたテンション上昇。道の両側にはコマクサ、チングルマなど次々と現れて、写真ストップばかりしてしまいました。小蓮華山、船越の頭を過ぎると、青い白馬大池が見えて来ます。池の周りはお花畑。しばし休んで出発。大池からは大きな岩の上を歩いて行くため気が抜けません。乗鞍岳を過ぎた辺りで少し雲が出てきたな・・と思っていると、登山者たちが立ち止まっている。雷鳥さん登場です。遠目でしたが、ヒナもいてかわいい。さらに下るとラスボスのように急斜面の雪渓が現れました。アイゼンを付けますが、初めての雪の下りに苦戦し何度も滑ってしまいました。皆さんから「踵を雪に刺す」などアドバイスを受けながら、何とか夏道へ。ここから長~い下りを経て、ようやく栂池自然園に着きました。

ロープウェイ乗り場には、見覚えのあるおじ様が。猿倉~大雪渓~白馬山荘でもお会いした御年80歳の方。この日は旭岳に寄られた上に、私たちより先に着いていた・・・!ブログもやられているそうで、見習いたいものです。

アルプスデビューは、お天気に恵まれ、最高の山行になりました。憧れの白馬岳に登れたのは同行の皆様のお陰です。ありがとうございました。 

のの 記

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東京みなと 山の会
東京都勤労者山岳連盟所属
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